きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

半分の月はのぼってこない

半分の月がのぼる空〈2〉waiting for the half‐moon
橋本 紡
メディアワークス (2004/02)
売り上げランキング: 1,996
おすすめ度の平均: 4.86
5 半分の月がのぼる空
4 ええーッ!
5 里香と裕一
電車の中で読み切りました。ライトノベルはさくさく読み進めて好き。
2巻目です。今回も特に山場と言えるようなできごとはなくて、淡々と過ぎていく少年と少女の生活を描いています。あとがきで作者自身が触れていたように、こういう文庫に多いSFやら魔法やらの設定が一切ないんですね。難しいのはなんとなくわかります。あ、猫は言いますよ、ごはんって。猫バカの幻聴なんかじゃありません*1
さて、前作で遺産として受け取ったH本のコレクションが、里香にばれてしまった〜、ってお話なわけです。烈火のごとく怒り狂う里香と、なんとか仲直りをするべく奔走する裕一の運命は?こんな感じ。
17歳の里香が、小中学生のような過剰反応を示すんですよ。そういうのがどうしても許せない時期ってあるんですよね。ただ、ちょっと過激すぎな気もするけど。入院が長くて純粋培養のせいか、免疫がまるでないみたいです。ふつうに生活していると、そのうちそういうものだから仕方ないって思えてくるものです。ああ、兄の本を勝手に捨てて殴られた記憶が蘇ってきた。殴らなくてもいいのにね、むかむかしてきた。
そんな、微笑ましいお話。
ただ、後半の担当医と裕一のケンカが、どうしても理解できません。希望を持つな?ただ確率だけを見て、斜に構えて諦めるのが大人で正しい?どっちが子供よ。なんて。まあ、ここは続巻に引っ張りそうですね。3巻も手元にあるから、時間を見て読んでいこうと思ってます。

*1:これもあとがきにありました