きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

事件はなし

先生と 呼ばれるほどの 馬鹿で無し


なんて川柳がありましたっけ。
すっかり、先生と呼ばれるのにも慣れてきた、7月のある日。


まだ期末試験が始まってもいないというのに、そのあとの夏休みを考えて浮かれまくる生徒達に活を入れるべく、ホントは狭くて簡単な出題範囲を、大層難しくて手を焼きそうに見せかけておどろおどろしく発表してみせます。少し脅してやらないとなりません、この子たちは。


『えー』
「えーじゃない」


すると、案の定、クラス全員が一斉にブーイングです。
でもでも、こういう反応って、好きです。かわいいですよね。同時に、ちょっとなつかしく、またうれしくも感じます。
そういえば、小学校や中学校での教育実習でもよく目にした光景でした。自分が学生だったころ*1を思い出してみても、そっくりなリアクションをよくしてましたっけ。
そんな『えー』ひとつのつまんない小さな事で、不思議とクラスが一体になったような感覚になるものなんですよね。声を上げている当事者のときにはこんなこと考えもしなかったけど、あとになって思い返したり、今のようにそれを眺める立場になってみたときに、それがよっくわかります。


授業を終えて資料をまとめていたわたしに、数人の生徒が話しかけてきました。


「せんせー」


ん。質問かな、熱心でいいぞ。


「せんせーも海行かない?」


だから、そういうのは、テスト終わってからにしろ。

*1:いまでも学生ではありますが