きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

もくもく

テレビの上に大きな綿ぼこりが積もっている。
白くて、茶色くて、黒くて、柔らかそうで、あったかそうな、いいにおいのしそうな綿ぼこりだ。


さわってみたい。さわってもいいかな。さわってもいいよね。


魅了され、さながら殺虫灯に導かれる虫のように、または疑似餌に惑わされる魚のように、ふらふらと夢心地のまま、だけどなぜか足音を忍ばせながら、そろそろと標的へ手を伸ばす。


ふわ。


やわらかい。やっぱり、あったかい。
こたえられない快感。爆発しそうな至福の時間。いまわたしにできることは、感極まって叫び出すことだけ。


ふにゃぁ!!


おお??
先に綿ぼこりが声出した!


‥‥熟睡しすぎだよ、エミリ*1。なんで、部屋に入ってきて近づいてくる人間に気づかずに寝てるんだ。


本人も少し気にしているみたい。ばつが悪そうに視線をそらして、必死にごまかそうと手足の毛繕い始めてる。


ごめんね〜。プライド傷つけちゃったかな。
敵の可能性もある巨大な生物*2に触れられるまで気づかず熟睡してたなんて、運動神経や反射神経に秀でた狩人であるはずのネコ科の沽券に関わる問題だもんね。


あ、にらまれてる。ごめんよー。

*1:飼い猫

*2:わたしは危害を加えませんが