きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

秋の夕日に

昼間はまだまだ暑いけれど、日が傾いてくるとやっぱり秋。
そんな時期の夕方には、やっぱり自転車が一番です。全身で心地いい秋の風を受けながら走っていくと、ペダルをこぐ足にも力がこもります。


おっと。赤信号。
これからまだまだ気持ちよくなっていくところなのに、無情にも三つ目お化け通せんぼうです。実はあんまりこの交差点のお化けとは、相性がよくなかったりします。ほぼ必ずと言っていいほど、足止めをくらっているのはここだけのヒミツ。


さて、今晩はなににしようかなぁ。魚の気分だけど‥‥う〜ん、お肉も少し恋しい気分かもしれない。どっちにしても、野菜は多めに取らなきゃ。夜中に食べたくなるから、涙をのんでおやつは買わない。


‥‥と、青信号になった。お化けの機嫌がまた悪くならないうちに渡りきらなければ。そんなことを思いながらペダルをこぎ出そうとしたら、横を小学校低学年くらいの男の子が、お母さんの自転車でも借りて乗っているのか、小さなら体でふらふらと大きな自転車で走り出すではありませんか。


あぶないな。思ったその矢先。こけました。盛大に。


「あらら、だいじょうぶ?」
「はい、すみません」


‥‥近寄って声をかけるとけがもないようで元気なお返事。


「はい、これ。気をつけてね」
「ありがとうございます」


‥‥かごから落ちた荷物を拾って渡してあげたら、これまたなんとも礼儀正しくさわやかでああ許されるならこのままお持ち帰りしたいくらいのかわいらしさでもうどうしようホントにお姉さんが家まで送って行ってあげようかしらなんて言ったらやっぱりヘンなひとと思われるかなでもやっp


‥‥おお、いない。おそらくこの間1秒くらい。
わたしが常識と欲望の間で葛藤に苦しむをの見ないふりをして、彼は去ってしまった。


さて、買い物行こう。
夢ははかない。