きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

平地に波瀾を起こす

「どわはっ!」
だれだ、奇声をあげるやつは。わたしか!
などと考えるヒマもなく、わたしはとっさに両手と膝を床についた。うん、鮮やか。採点されれば10.00間違いなし。


はぁ、あぶない。
やっぱり、引き戸は面倒がらずに全開にしてから通らないといけないよね。
ムリヤリ通ろうとしたら、肩を激しく打ち付けて転倒するのも当然だ。


もっとも、いまは悠長にひとり反省会を開いている場合ではないのかもしれない。
そうだ、なみなみとつがれた湯飲みの中身をぶちまけてしまった後始末をしないと。


知ってる? 湯飲みやコップの中身って、こぼすと量が三倍以上になるんだよ。
だってほら、こんなに、まるで、蛇口から洗濯機へのホースがすっぽ抜けたときのようでしょ。とってもキレイ。


‥‥斯くの如き惨状は、そうとでも考えなければ説明が付かないもんね。


う、そんなわけあるか、とでも言いたげな瞳で見上げてくる愛猫の視線が痛い。
ごめん、あんたのトイレを汚しちゃったね。すぐ片付けるから。
だから、迷惑なところで転びやがって的ジト目はカンベン‥‥。


ごしごし。
やっぱ、増えてるよ。なんでぞうきん6本も必要なんだ。