きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

残るもの

青空を漂う雲のように、川面を流れる木の葉のように、ただ周りに押されて流されつづけて、ふと気がついた。
目の前にあるのは、望んではいなかった現実。だけど、忌み嫌うこともない現実。


何の選択もしなければ、いい結果も悪い結果ももたらさない。
何もしなければ、待っているのはどうでもいい結末だけ。


終わってはじめて考える。そして、悔やむ。


やがて矛先は自分の背中を押した存在へと向かっていく。それらに対して恨みを抱く。
流れに逆らうのは容易なことだったのに。回避するための最低限の行動を放棄したのは自分なのに。


ああ、何も無くなるわけじゃないんだ。
後悔と自己嫌悪、っていうとてつもなく大きなものが残るんだ。


それでも、もしかしたら、なにもないよりはいいのかもしれない。


漂う雲はやがて雨雲へと変わり、後悔の涙のような雨粒となって消えていく。
流される木の葉はよどみへと落ち込んで、動くのを止めた水と一緒にただ腐っていく。