きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

朝まずめ

自分でも未だによくわかっていないし、信じていただけない話かも知れませんが‥‥。


早朝に散歩がてらコンビニまで牛乳を買いに出かけたんです。コースは両側に歩道のある並木道。
この道、いいんです。蒸し暑い夏の盛りの厳しい日差しからずっとかばってくれていて、わたしを優しく駅まで送り届けてくれます。


さて、そんな情味のあるお気に入りの道でも、まだ日の昇りきらない夜と朝の狭間の時間には、別の顔を見せてくれるものです。左車線側の歩道をてくてくと歩いていたわたしの耳に飛び込んできたのは、反対側の歩道からの気持ちの悪い声でした。


‥‥ひとが倒れてる? おじいさんかな。ぱっと見あんまり身綺麗じゃなくて、酔っぱらいのひとか、はたまたホームレスのひとか、失礼かも知れないけどそう見えました。
見た目はともかく、倒れているのは気になりますよね。どうしたんだろう。けがかな病気かな?
立ち止まってしばし様子を窺ってたら「うー」とか「いたい」とか聞こえてくるじゃないですか。あ、でも、半身起こした。転んだだけ、かな?


ここで目があった


う。


「‥‥いてえ」


特に重症でもなさそうだし、こっちに気づいても救急車や警察を呼んで欲しいと求めるわけでもなし、正直なんかこわかったし、ゆっくりとその場を後にして、少し先の十字路を曲がりました。


そこで、少し考えちゃいましたね。いいのかな。うーん‥‥やっぱだめだ。ほっといたらまずいかも。
あんまり関わり合いになりたくないけど、やっぱり見捨てておけないよ。何かあったらぜったい寝覚め悪いもん。


そう考え直したら行動は早いです。踵を返して十字路を元の方向に曲がり、声をかけようと‥‥


いないし


や、ここまっすぐ。曲がり道ないってば。全力疾走して走って行ったってこの短時間じゃ見えなくなるところまでいけないし、そもそもどこか具合悪かったんでしょ?


ぞっとして小走りに逃げ去ったものの、すぐに何かの勘違いだったんだろうと自分を納得させて牛乳を買って帰ったんですけどね。ホント、なんだったんだろう。


あ、帰りは別の道を使いました。