きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

何この晩秋

わたしね、コーヒーが大好きなんです。
家にいる日は一日に、そうですね‥‥少ない日でも6杯は飲みます。多い日には軽くこの倍はいくでしょう。レポート書きにはぜったいに欠かせない二世を契った大事な大事なパートナーなのです。
こんなにがぶ飲みしてると黒いお湯ならなんでもいいんだろと思われそうですけど、これでもけっこう味にはうるさいです。いい豆を求めて近所のお店はあらかた回ったし、通販でも注文しまくって、その甲斐あって、最近いいお店に出会えたんですよ。車でちょっと走ったところにある、自家製の挽いた豆を売っている半分喫茶店のお店です。


聞いた話では脱サラしたマスターがお母様と営んでいるお店らしくて、そんなに広くはないけれど明るくて清潔で気持ちのいいお店です。わたしの尋ねていく時間帯にはいつもお母様の方がお店番についているみたいで、いままで何度も足を運んでいながら、マスターの方とはついぞ会ったことがなかったんですよね。


「この豆は一番自信があるんですよ」
「あ、そうなんですかー」


‥‥ついに今日初めてお会いしたマスターはコーヒーを愛する熱い方でした。なんでもわたしの豆の買い方が若干変わっていてマニア向けだったようで、コーヒーの量を量っているときも、レジを打っているときも、レジを打ち終わったいまこの時点でも、意気込み溢れる情熱的な語りは止まろうとしません。


「これのブレンドはね、ブルマンの二番豆をね」
「あ、どうりで舌触りが‥‥」


わー、我ながらてきとー並べてるよわたし!
そりゃ味にはけっこううるさい方ですけど、あんまりそういう理屈の上でどうこうって興味ないししらない!


「結局ね、みんな最後にはこの豆に戻ってくるんだよね」
「うんうん、わかりますわかります。やっぱりスタンダードが一番ですもんね」


だからぜんぜんわかってないってば! しかし調子いいな‥‥けっこうボロ出さずに合わせられてるじゃない。


「あ、これ新しいブレンドなんだけど、飲んで行ってよ。店のおごり」
「え、や、でも、そんな悪いですから」


いいから解放して〜〜〜!


ええ、まあおいしかったですよ。
ずーっと、よくわかんない話にそれっぽい相づち打たされてましたけど‥‥。


キャッチセールスとか新聞の勧誘とか、そういうのは簡単にいらないって投げられるんですけどねー。
反面、宗教の勧誘やこういう心底善意というか個人の利益抜きに*1話しかけてこられると、なかなか冷たくあしらったりムリに切り上げたりってできないんですよね。


なんとかしないとと思いながら、それでもいいんじゃないかとも考えているのもまた事実。
意外な発見に大きな喜びを見いだすこともままないこともない、かも?

*1:そうでない場合も少なくないことはわかってますが