きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

突き抜けて言っちゃえばね。

世の中、権威に弱いひとは多いもので、全く同じ事を言ってるのにえらいひとが言う事は疑いもなく受け入れるくせに、そうでないひとが言ったことは頭から相手にしなかったりします。
本来『誰が言った』ことかはどうでもよくて『何を言った』かだけが重要なはず。発言者の素性の如何を問わず内容の正しさは一定のはずです。


たとえばそう、聖人君子が討論番組で語っていたとします。
殺人はいけない。ひとは争ってはいけない。聞けば、うんその通りだ、仲良くしなきゃと思うでしょう。
ところがここで、強盗殺人で服役中の犯人さんが同じ事を言ったとしたらどうか。
殺人はいけない。ひとは争ってはいけない。聞けば、お前が言うなと総ツッコミでしょうか。
でもね、これ、間違ったことひとつも言ってないんですよね。同意せざるを得ないはずです。





わたしはまったく勉強してこなかったから息子に強く言えないんですよ


お父さん、ちがいますよ、それ。
親はね、自分がやってきたことを子供にやらせてもいいし、自分がやってこなかったからこそ子供にやらせてもいいんです。大いに自分を棚に上げてもいいんです。ううん、逆に、自分が後悔しているからこそ、余計に言うべきなんです。


なんて、学校でちょっとした問題を起こした生徒のお父さんがこう漏らしたときに、言ってあげたかった一言。けど、言えなくて飲み込んだ一言。


わたしみたいな新米の若造が言ってもきっと心の奥に届かないから。
誰が言っても発言の正しさにはちがいはないと信じてる。でも、そんな正論がどこでもそのまま通るほど世の中は単純じゃないことも知っている。つもり。


いつか、正しいことを言ったときには、誰もがそれを認めてくれるひとになりたい。
でも、正しくないことを言ったのに、誰もがそれを諫めてくれないひとにはなりたくない。


権威はいらない。信頼はほしい、ね。