きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

あそびにいくヨ! 第09回 『いだいなるさいしょのあしすとろいど?』

キャーティアで一番最初のアシストロイドは、一番最初の外宇宙探検船に人間のアシスタントとして赴き、そして、その船は、一番最初に大事故を起こした船となりました。


一番最初に主人を亡くし、何百年も一人で暗い宇宙を漂っていた偉大なる最初のアシストロイドのラウリィは、一番最初の目的地だったはずの地球を、一番最後の目的地として選び、あそびにきてくれたのです。



わたし、この話でなぜか「はやぶさ」のことを思いました。
なぜでしょうね。はやぶさは苦労に苦労を重ねながらもその任務のほとんどを達成して、出発地でありゴールでもある地球に無事戻ってきてその生涯を終えた子です。


ラウリィとの共通点はあまりにも少ないです。
強いてあげれば“人類”初の遠距離宇宙探査計画で孤独な旅を経験したこと。そして、最後に地球にきてくれたことでしょうか。


あ、うん、でも、それだけで、充分かも。



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ひとの形をしているのにひとじゃない、ひとの言葉を話すのにひとじゃない。
それは、とっても不幸なこと。ひとにとっても、ひとじゃない存在にとってもそう。
だから、ひととしての姿を奪い、ひとの言葉を奪い、それでいいのか。



エリスたちキャーティア人にとって、アシストロイドはただ便利なお手伝いロボットじゃないんですね。最初のアシストロイド、ラウリィのその人間のような外見は、暗い過去、遠い歴史の彼方に悲しい行き違いのあった事実をまざまざと見せつけてくる辛い存在でもあるようです。


わたし達はしっかりと謝罪して、彼女たちはそれを受け入れてくれた。
わたしはいまでも彼女たちに申し訳ないとは思っているけれど、この上さらに謝罪を重ねることは許してくれた彼女たちに対して失礼になる。
そしてなにより、それはこれからの未来のために新しい関係を築くことの障害になる。



謝りたいけど謝れない自分に葛藤するエリスはこんな辛い気持ちを騎央に吐露します。


そうか、そうだな、と思いました。
反省の気持ちはだいじだけど、どこかでリセットしなきゃダメなんだ。
どちらの側も、わだかまりを捨てて、未来のために手を取り合わなきゃだめなんだ。


心の隅に置いておこう、と思った言葉です。



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ラウリィの主人は生前にこう言っていたそうです。
「これからいく星*1に人類がいたら、歌があったら、その星の歌を夜空を見上げて歌うんだ」
そして、だから、彼女は歌います。地球の歌を歌います。その歌は「おいらは淋しいスペースマン」いまだ外宇宙を知らない地球人が宇宙のロマンを歌った歌です。



これ、大昔のアニメの「キャプテンフューチャー」の主題歌だそうですよ。
ちょっと見てみたくなりましたね。スカパーで……あは、やってないね。残念。

*1:地球