きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

屍鬼 第12回 『第悼と腐汰話』

人材ならくさるほど

ついに、村役場の職員がたった一人を覗いて全滅したようです。



やむをえず臨時雇いを募ったら、やってきたのは……“起き上がり”です。当然、仕事は夜勤のみ。ああこれは困ったものだ。


試しに東京で募集かけて見なさいな。
だって、ド田舎の村役場だって公務員ですよ。


それこそ村に跋扈している起き上がりの数十倍の応募があることでしょう。


不況ってやぁね。


さあ久しぶりの屍鬼です。あれ、前回が先月の12日ってことは、一ヶ月近くなかったのか。うーん、長かったね。

屍鬼にも十字架は有効でした

流血鬼』という藤子・F・不二雄の古い短編マンガがあります。


世界中のほとんどの人々が吸血鬼となってしまった世界。そこでは、数少ない普通の人間となってしまった主人公の少年たちが、生き残りを賭けて吸血鬼たちと戦い続けているのです。


一方、吸血鬼になった人々は自分をどう思っているのでしょう。彼らは自分たちを“新人類”だと考えています。肌が日に弱くなり目が暗いところに順応したために夜に活動するようになったにすぎない。十字架を見て苦しむのは、単純にパターン認識による不快感からくるものだ、と。つまりは我々が蓮コラを見て気分が悪くなるのと同じようなものだと主張するのです。



ちなみに『流血鬼』では、人間が吸血鬼と化す原因が、吸血行為──噛みつき──によって吸血鬼化ウィルスが伝染するため、と、解明されている世界です。
吸血鬼化の原因と言えば「吸血鬼の魔力やそれに類する超常現象によるもの」とされることが当然で誰も疑問に思っていなかった中、このマンガの風変わりで斬新な設定は、当時とても驚かれたと聞きます。


ウィルスによる新たなる人類への進化。ウイルス進化説……とは、次世代からじゃなく感染した本人が突然変容するし、ちょっとちがうか。
でも、これは別の面でもとても理に適ってると思うんですよ。噛まれて吸血鬼化するとなれば、一人が二人、二人が四人と、倍倍ゲームのネズミ講で際限なく人間は吸血鬼になっていき、仕舞いには全人類が吸血鬼になってしまうことになります。


でも、進化となればそれでいいんですよね。全員吸血鬼にしちゃえばいい。
むしろしないといけない。


まあ、進化云々の部分は勢いで語ってしまっただけですから除外。
だけど、他の部分に関して、屍鬼における吸血鬼は、この『流血鬼』の吸血鬼に近そうだな、と、前回のショッキングな人体実験映像や、今回の十字架を見てひるむ徹ちゃんを見て、なんとなく思いました。



“起き上がり”たちは、あまりオカルト寄りの存在じゃないように感じるんですよねぇ。


まだ言いたいことあったけど脱線しすぎてすでに長すぎる。
また、来週。