きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

FORTUNE ARTERIAL 〜赤い約束〜 第03回 『千年泉』

記憶は一人の人間そのものです。記憶を失ったらそれはもう別人です。


ここ数日に限った記憶だとしても、その間に知り合った連中のことなんてどうでもいいとしても、それを消されてもかまわないと考える……ないなぁ。何か自殺したくなるほどひどい目に遭っていたか、あるいは救い難いほどに考え無しの愚か者か、どちらかだよねぇ。この場合後者か。まあ、もっと好意的に「話の都合上」ということにしておきましょうか。



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悔しいのよ! 記憶を消さなくてはならないことも、この学院に記憶を捨てていいってひとがいることも、それがわたしの友人だったことも!!

あなたにとってこの学院で過ごした日々は、そんなに簡単に消していいものだったの!?


この学院に来てからの記憶をすべて消されるか、生徒会の役員になって俺たちの近くにいるかを選べ
会長兄妹が吸血鬼であることを知ってしまった*1支倉孝平は、生徒会長の伊織にそう選択を迫られた。


ゼロからやり直す。いままで繰り返したことと同じ……ちがう!

ホントは俺も、ひとと繋がって、心から笑い合って、みんなといっしょに舞台に上がりたかったんだ


一人になることも、絆が切れることも慣れている。だから、忘れたっていいんだ。そう考えた。



ゴメン、副会長。俺の大切な時間を消さないでくれ


でも、違った。そんなことを繰り返したくないからここへきたんだ。
彼は瑛里華の涙でそれに気づいた。
そして、生徒会役員となって、みんなといっしょに舞台に上がることを選んだ。


いつか、孝平がもう一つの大切なことに気づく日が来るだろうと、わたしは思う。
いままでの転校の繰り返しで別れてきた友達との日々も、決して空虚なものじゃなかったってことを。自分が他の多くのひとが経験していないすばらしい経験をしてきたんだということを。


わたしも彼ほどじゃないですけど、何回か転校の経験がありますから、そんな別れのつらさ切なさやるせなさ、はちょっとはわかるつもりです。
だって、転校で別れた友達といまでは全くつながりはないけれど、一緒に遊んだ思い出はいつまでもかけがえのない宝物だもの。


……うわ、ばばくせえ!!!

*1:無理矢理見せつけられたんですけど