きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

薄桜鬼 〜碧血録〜 第18回 『輝ける暁光』


おおお。


がとちゅ!!

孤軍 援け絶えて俘囚となり
君恩を顧念して 涙 更流る
一片の丹喪 よく節に殉じ
雎陽は千古 これわが儔
他に靡きて今日また何をか言はむ
義を取り生を捨つるは わが尊ぶところ
快く受く 電光三尺の剣
ただ まさに一生をもって君恩に報いむ


近藤勇の辞世の句です。
さすがにこの句をそらんじられるほど濃い新選組ファンでもありませんから、ここで紹介するにあたってあらためて解釈から調べなおしてみたりしました。



で、見つけたここ、うん、いいな。
こちら。ヘンに短くまとめるより、ここを参考にしてもらっちゃおう。


それでもムリヤリに短くすると、

自分は義に殉じて死ぬのだから
今さら何も言うことはない
むしろ義に殉じて死ぬことは自分の本懐である


そう思って近藤は散っていた、と考えていいんじゃないかと思います。


そのうえ、原田は、道を踏み外した雪村綱道と刺し違えてこの世を去り。



かつまた、沖田は、重傷を負い戦うことのできない土方を、満足に刀も握れなくなった体で命をかけて守り。



何かを成し遂げて逝った者と、死に損ねて*1やりきれない気持ちで残された者。
いまの日本人の感覚ならば間違いなく幸せなのは後者なんでしょう。もちろんわたしも例外じゃありません。
でも、この時代でずっと命がけで戦い続けている彼らにとってはどうなんだろう。かけがえのない本当の意味での“戦友”たちが去っていく中自分だけ生きていることをどう感じているのだろう。



おそらく、わたしがどれだけ考えても決して思い至ることできないものが、彼らの心の中を満たしているんでしょう。


だけど、彼らを決して理解できないような平和な世界で暮らすわたしたちがいまここにいるのは、かつて計り知れない思いを胸に抱いて戦い抜いていた彼らがいたから。それだけはいつも心の片隅にちょっとだけ納めておくべきだと思ったりもします。


キレイで優しくて住みやすいこの国が、いつまでもその美しさを保てますように。
自分でできることはきっちりやっていきましょう。


よし、謎の結論で締めて、また来週です。

*1:あまり好きな物言いじゃないんですけどね