二学期始業式の朝。登校拒否児のじんたんにはあまり関係の無いはずの朝。
だったのだけれど。
あなるとの約束と、めんまに促されたことから、しぶしぶ制服に着替えて久しぶりの学校へ向かった彼を待ち受けていたのは、登校途中のクラスの女子による意地悪でした。
心折れて登校を放棄し、傷心のままぽっぽの元を訪れた彼は、ぽっぽの「幽霊めんま目撃談」を聞かされることになるのです。
いや実際のところね、登校拒否から立ち直るのって、クラスメートの協力がかなり重要なんだよねぇ。
△▼△
ぽっぽの招集により開催されたバーベキュー大会において「材料は各自持参」とだけ言われたときにそれぞれメンバーが取った行動を挙げてみましょう。
- 何も用意していない*1ぽっぽ
- とりあえずありものを持ってきたじんたん
- 遊びの準備には余念の無いあなる
- 几帳面かつ自己中心的でマニュアル通りが徹底しているつるこ
- 如在無く一人ですべての準備を整えてくるゆきあつ
これがイケメンか!!
なるほどわかりました。イケメンとは顔がよくてもお金があっても学校の成績が良くてもまだ足りないんです。こういう細かいところに気が回るからこそ、イケメンなのです! ぱちぱちぱち!!
まあ、でもね、イケメンでもね……ガチでやばいからなぁこの子。
『めんまが見えるのはお前だけじゃない。俺にも見える』
やべえええ!!!
なんかじんたんに対抗心を燃やしてるし!!!
『めんまがお前を特別な存在だと思ってるわけないだろう』とでも、言うのだろうか。
そんなノリで。
病んでるよ。ヤンデレ……ヤンツン? イケメンだよ!!
でもさ、考えてみたら、じんたんが見えてるってめんまもただの妄想かもしれないんだよね。
いや、それならまだいい。ゆきあつが見えていると言ったのは本当で、めんまはじんたんではなくゆきあつにしか見えない存在なのかもしれない。
考え始めるとどこまでもおっかない話だよねぇ。
見えていても、見えていなくても、どこか自分が危うい存在に思えてくる。
そんなこんなで、およそ10年ぶりに再結成された『超平和バスターズ』の目的は、迷っていると思われる“めんまのお願い”をかなえてあげることです。無事にめんまは成仏できるのでしょうか。まて、次回!
次回にはぜったい成仏しないだろうけどね。
ん。今週はそんなところかな。
ゆきあつのめんまに対する執着はなんなんだろうね。一番気になるのがそこだよ。
はぁ、いやされるわぁ。
めんまのアホの子っぷりにいやされるわぁ……。
自分の幽霊が出たって喜ぶところも、思わず探しに駆け出しちゃうところも、家庭科してみちゃうところも、「本間芽衣子で〜す♪」なところもみんな好き。
アホの子いいね。ささくれだった心があったかくなるよ。
では、また。
*1:場所と調理器具は用意していましたが