理子との銃撃戦に敗れたアリアを抱えてコンパートメントに逃げ込んだキンジは、アリアとキスをすることでヒストリアモードに突入する。きわどいところで理子を退けることには成功したものの、彼女が逃亡の際に仕掛けた罠のために二人の乗った飛行機は燃料漏れを起こし、再び窮地に追い込まれてしまう。
羽田への緊急着陸許可を求めたキンジたちに対し、パイロットとしては素人の武偵が操縦するジャンボ機を国際空港へ降ろすことに政府は難色を示す。キンジらに着陸許可は下りず、それどころか、機を洋上に不時着水させることを命じられたのだった。
バカ・おおげさ・ありえない。
それこそが『緋弾のアリア』の唯一最大の魅力! ああ、くぎみーもあった。
わたし、これの原作をぼちぼち読んでます。今回のお話で一巻目が終わりってところです。
文字で読んでいるだけだとさして気にもとめずに流していたのに、いざアニメで見るとものすごいシーンが多いものですよね。
たとえば、今回の理子の脱出シーンとか。
先週の『銃は打撃武器だ』のシーンもそうでしたっけ。
実にアニメ向き。
いや、ちがうな、逆だ。これって、本来は決してアニメにしちゃいけない作品なんだと思います。
だって、動くと、絵になると、中二病どころかただのギャグアニメになっちゃうんだもの。
だけどね、ふつーに熱いです。
ほら、何度も言ってるじゃないですか。わたしは、努力・友情・勝利がなにより好きだって。
ね、ぴったりです。
固い信頼と友情で結ばれた仲間達が、命がけでほかの仲間を守り、助け、手伝い、決して裏切ることなく最後の最後まであきらめない。これよ!! こういうのがおいしいのよ!!
羽田がダメなら埋め立て地に滑走路を作ればいいじゃない!
武偵校中の照明設備や自動車のライトを集めて滑走路灯を作ればいいじゃない!!
瞬時にやっちゃう行動力が魅力です。アクションものはこうでなきゃ。
これもね、どこかで読んだようなお話ですよ。まあいいじゃない、それは。
こまけえことはいいんだよ!(AA略
ああ、あとは『緋弾のアリア』のというより、くぎみーの魅力ですけども、錯乱してブチキレでわめきちらすアリアの声の妙なる響きといったらもう、香りだけで陶酔してしまいそうになる極上のワインもかくやですよ。
『こんな小さい胸を何で見たがるんだ珍しいからか』や『どうせ成長しなくて万年142cmの身長よ』だとか、コンプレックスを興奮状態でぶちまけるセリフの数々が愛くるしいですよねぇ。
ま、そんな具合にいろいろありまして、キンジとアリアはパートナーとなったのでありました。
残す問題はヤンデレ彼女ですか……。
それでは来週も楽しみにしていましょう。
では、また。