きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第06回『わすれてわすれないで』


めんまの願いを少しでも叶えよう ── じんたんは再び意を決して学校に向かった。不安だった級友たちからの好奇の目や陰口はほとんどなく、それどころか自分が誰の気にもとめられていなかったことに、彼は安堵と拍子抜けを覚える。
そんなとき彼の耳に、あなるの援交疑惑のウワサが飛び込んできた。無責任で無遠慮な視線にさらされながらも必死で強気を装い、内心では深く傷つき悲しんでいる幼なじみを目の前にして、彼は思わず叫んでいた。


安城なんかより俺を見ろ! 不登校児がようやく出てきたんだぞ! だいたいこの女に援交なんてできる度胸はない!

今週のゆうしゃ


お、おまえら……俺を見ろ! ひ……久々に学校に来た男だ。入学式と最初の一週間しかきてねえ。ど、どうだこの顔! さぞ珍しかろう!! こいつなんていつでもどこでもほいほい会える。ラブホ? それくらいで大騒ぎか。こいつはどう見てもラブホの一つや二つ行ってそうなラブホ顔じゃねえか! だがな! 言っておくが、こいつに限って援交なてぜってーやらねえ! ……それになにしろこいつはA型山羊座、冒険なんて無縁なくそまじめでメガネでぶっちょうで物持ちよくて整理整頓大好きでちっちぇえ時からちまちましたもの集めてて、メガネで、そりゃもうくそつまんねえ女 ──


どんな顔だ。


で、これ、意図してのものかどうかはわからないけど、やり方としてとっても適切だったと思うんです。こういう場合にただ『つまんない陰口はやめろ!』と叫んだところで反感を買うだけなんですよね。あなるとともにじんたんにも攻撃の矛先が向くだけです。



いかにあなるがへたれか。それを伝えるためになんとなく親しみのわくエピソードまで並べてみたりして、それでいて不器用っぽく一所懸命テンパりながら必死でかばっている印象が周囲にひしひしと伝わるような“演説”だったと思います。


ああ、ひねくれてるなわたし。じんたんだしたまたまうまく回っただけなんでしょうね。
もし仮に同じことをつるこが言っていたなら、ぜったいに計画通り(ニヤリだと言い切りますけど。


……あの女はそんなこと言うタマじゃないね。


うん、でも、ホントかっこよかったよじんたん。
わたし内部のじんたんポイントが5上がった。

今週のゆきあつ



気をつけて。近頃このへん変なやついるし


おまえだ。妖怪白ワンピース男め。


ていうか、あなるをホテルに連れ込もうとしてた男のことを言ってるんだろうけど、同時に自虐ネタなんでしょうかね? すべてを知っているつるこの目の前で言ってることだし。



高校のレベルも、なんやかやのステータスも、いまじゃ俺の方がぜんぜん上なのに、あの頃みたいにあいつに振り回される


なまじ自分に自信があるだけに、素直に誰かを認めることができないことはあります。明白に数字で勝敗の決する部分じゃなかったり、どうしたら勝てるかわからない部分だったりすると、その気持ちはなおさらに募るものです。


たぶん、ここでゆきあつが自分に欠けていると感じているカリスマ性などは、その最たるものじゃないでしょうか?
残念なんだけど、どんなに努力して成績がよくなったり社会で成功したとしても、それだけで得られるものじゃないですよね。成功によって地位やお金を得て、それに群がる“友人”はいくらでも増えるだろうけど、そんなものを必要とせずに周りの人を惹きつける力があることを知っていると、さほどにうれしくないことなのかもしれないな、などと思ったり。


まあ、そんなもんだろうねぇ。
わたしも日々コンプレックスと戦いっぱなしだもの。ゆきあつほど優秀じゃなくてもちょっとは気持ちはわかるかもしれない。

今週のまとめ


なんかこう、たまたまウェブだかで見た予告に振り回された気分がします。
普段は見ないんですけど、ホントたまたまなの。


ちょっと胃が痛くなるかなって思ってた。でも違った。よかったなぁ。みたいな。


じゃ、そういうことで、また来週。