台風がやってきた。ダイキチの職場は運送に携わっているために、天候の悪化は即業務の遅れに結びつく。彼が仕事を終えてようやくにりんを学童保育所に迎えに来れたときには、残っている子供はりんとコウキだけになっていた。
ダイキチは嵐の中一人きりで保育所に残ることになるコウキをかわいそうに思い、りんとともに自宅へ連れ帰るのだった。




情けは人のためならず。
息子を迎えにやってきたコウキママと、思いもよらないあまい一時を過ごすことができて、ダイキチさんご満悦だったようです。ひゅーひゅー!



我々の暮らす現実世界では台風12号がへたれて関東直撃コースから逃げ出してしまったところですが*1、作中では13号が直撃コースの模様です。
子供って台風が好きですよね。いや、わたしも実はかなり好きだったほうです。
風も、水も、その音も、そしてなにより大人たちの雰囲気から感じ取れる非日常的な緊張感も、それらすべてが子供たちには刺激となって、最高の娯楽と感じていたのかもしれません。
経験の浅い子供たちにとっては、大人にとってのどんな大事件だって、きっと楽しい遊びにしてしまうのでしょう。



さて、そんな小学一年生の学校での日常。
まあね、ホントに言うこと聞かない子っています。そういう子に対しては、できればやりたくないけど、ムリにでも*2やらせるしかないんです*3。こんなこと言うと『子供の人権が』だの『ぐんくつの足音が』だの、なんだか大仰なこと言う人がいるものですけれど、言われたことをそのまんまやる訓練って、とってもだいじなんですよ。それも幼いうちにね。



どんな思想の人が何を叫んだとしても人間が社会的生物であることはかわらない。そしてそれは暴力や恐怖で動かしていい社会じゃない。だからこそ、ある意味恐怖まで含めて他人に合わせることを強制的にでも教えておく必要は必ずあるんです。
ま、こんなめんどくさいこと考えなくても、たとえば、言われたことすらできないやつに何ができるんだ、と。まあそういう話ですよね。


わははは。またすげー逸れたぞぉ


ときに。


何で子供は下ネタが好きか知ってます?
ぶっちゃけ言えば、大人が必ずたしなめてくるからです。かまってもらえるからです。
ええ、そんだけ。いやもうそれ以上なにもないし*4


次。


なぜ子供は学校でうんちをすることをいやがるのかわかります?
ぶっちゃけ言えば、友達がからかってくるから。へたすればいじめに繋がるから。
ええ、そんだけ。いやもうそれ以上なにもないし*5


天丼は三回までだっけ? あと一回やれるな。やらないけど。



それらも含めて、ホントに子供っていうのはおもしろいです。子供社会っていうのはおもしろいです。
理屈なんて刺身の上のタンポポほどの価値もない社会。たったひとつ社会心理のみが正義として存在し、それから外れた“個性”は例外なく攻撃の対象となる社会。客観的に見てどれだけ正しいことを言っていても、その人にどれだけの才能や努力があったとしても、そんなものはなんの影響も与えない“平等”な社会。


ああ、こういうのって、ネットの匿名掲示板にも共通するところが少なくないですよね。
わたしもよく利用するから、その近さがわかる。



△▼△



マジここだけの話。いわゆるリアルでは絶対に言えない話を一つ。


挽肉をこねたときの手触りはおっぱいのもみごこちに似ている


と、昔何かで読んだんですよ。
でね、高校生の時、やってみたんです。右手で挽肉をこねながら、左手はまあ……自分のおっぱいをね


ぜんぜんちがうじゃねえか!!


全力で内心自分ツッコミですよ。で、そのあとがいけない。あれはね、まさに生き恥でしたね。
我に返ったときのダメージと来たら、もう最凶レベルです。すっげー恥ずかしかった。穴があったら入りたいってああいう心境を言うんだと実感した。


でもね、あのとき、わたしは大人になったんだと思います。
その後はあんまりバカなことやらなくなりましたから。もっとも、その以前もほとんどやってませんでしたけどね。この件が突出してバカだっただけで。


あ、ちなみにたしかハンバーグを作るときの牛豚合い挽きでした。



えっと……うん、そう。まあ、ね。
なんかこう、母と娘が並んで料理とかいいですよねぇ。わたしはやったことないなぁ。自分に娘ができたらやりたいなぁ。その前に旦那だけどねえ、どっかにいませんか年収5000万円くらいでいいから。他なんにも求めないから。


そんなわけで、また来週。
もう自分で何言ってるのかわかんなくなってきた。
謎にテンション高いし。

*1:ホントに何かを見ておびえて逃げ出したような急な転進でした

*2:個性に合わせてアレンジは必要だけれども

*3:ただまあ、作中の女先生はわかりやすい悪者に描かれていたなぁ

*4:何もないと言うのは語弊があるか

*5:何もないと言うのは語弊があるか