きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

猫神やおよろず 第11回『どら猫ランアフター』


天音は月の社へと帰っていった。繭と語り地上の人々と触れあいかつての同胞であった野良猫たちと共同戦線を張ることで、つらく悲しい思い出しか無かったはずの地上をいとおしく思うことができるようになったからかもしれない。そして、繭が地位や名誉より人間と共に暮らすことを望む理由がわかったからでもあるだろう。だから彼女は一人で戻った。自分がいますべきことを改めてはっきりと自覚することができたから、だろうか。




かくして、繭は一人でツクヨミ様への直談判を決行することにした。柚子らと離れて月で暮らすなどとんでもない! しかし、月へ向かう途中の通り道として天界へ立ち寄った繭を待っていたのは、なんと実家の座敷牢だった。母の仕掛けた罠にまんまと引っかかってしまった繭は、談判へ向かうどころではなく、ただただ猛り狂う母に圧倒されるしかなかった……。



先週から続くこのエピソードは、実は原作では第二部開始的な位置づけとなるお話なんです。
ところが、アニメでは来週で終わる第一部*1のために使われているわけですから、これはなかなかにおもしろいことをやるなぁ、とちょっと思いました。


といっても、いじってあるところはほんの数カ所。いや一カ所と言ってもいいかもしれないです。原作を知らない人にはぜんぜん違和感を抱かせることがない自然で小さな改変になっていると思います*2



そうそう、改変と言えば、ストーリーとはほぼ関係ない小ネタ部分はあらかたアニメオリジナルになっていますね。毎回ちょっとずつのオリジナル変更はあったんですよね。たとえばあのいらげ〜やの社長と社員の話とか*3。それが、今回は少しじゃなくてなぜか徹底していましたねぇ。最終回直前だし、スタッフの遊び心があふれていていいんじゃないかと思いましたけど。
あ、いちいちどこがどうとは言いませんから、気になったら原作を読んでみてください。


……で、終わらせたかったんですが。
唯一ここだけはだめ。ここだけは気に入らなかった。うん。



最近いいことないから厄払いをお願いしようかと
そう言って遥が500円の賽銭を奉納するシーンです。


原作ではね、滅多に見せることのない慈愛に満ちた神々しい表情の繭に、心を打たれた遥が思わずお金を差し出して手を合せるのがよかったんです。
アニメの方は、これはだめです。ここだけは今まで見てきた中で一番いやな改変でした。




そんな残念な部分もあるにはあった今回も、ま、すべてが台無しとなるほどひどいわけでもなし。
あいかわらずに人も神様も最大限魅力的に描かれているために、空気っぽいのに印象的で退屈しないお話だったと言えるでしょう。


ああ、来週で終わりなんだなぁ。
ちょっとさびしいけれど、アニメではどう締めてくれるのか、そこは楽しみです。





あ、どうでもいいですが。わたしは鮭の皮が大嫌いです。
なんかのグルメマンガではやれ「鮭は皮が一番うまい」だの「皮を食べずに鮭を食べる意味は無い」だのてきとー言ってますがとんでもない。


鮭の皮はまずい。


こう主張して、おいて、では、また。

*1:第一期ですね。二期があるかはそれこそ神のみぞ知る、と。

*2:話の本筋を考えれば大改変なわけですけれど

*3:アレはアニメオリジナルキャラです