きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

花咲くいろは 第25回『私の好きな喜翆荘』


女将が何をするまでもなく、喜翆荘は内部から瓦解を始めていた。雑誌記事でのにわかな人気の高まりに有頂天になって、旅館中の部屋を埋め尽くすほどの予約を入れてみても、喜翆荘にはそれを捌くスタッフの数が絶対的に足りていなかったのだ。




人数不足は従業員たちのミスを生み、ミスはまた不和を生む。不和は効率を下げ、ますますミスを誘発する、まさに負のスパイラル。喜翆荘のもっとも喜翆荘らしさが、お客様に楽しんでもらうことこそが一番の姿勢までもが、その混乱の中に消えていこうとしていた。


巴の負傷、派遣元も人手不足で臨時のスタッフも雇えない。もう、絶望的だ。
そんなとき、スイと皐月が仲居をやると名乗りを上げた。



わたしたちのように外から見ていれば、喜翆荘や縁の抱えている問題がなにかはすぐにわかります。でも、もし自分があのスタッフの中の一人だったとしたら、果たしてそこに気づけていただろうか。ちょっと考えてしまいますね。実際に彼らの中でそれを知っていたのは、豆爺だけみたいだったしね。
ていうか、気づくことはできるかもしれないね。だけど、事態を解決する手立ては思いつかないだろうなぁ、うん。きっとそう。



スイと、それに味方する緒花は敵だ




何らかの目的を達成するために共通の敵を作り上げることは、組織の一体感を高める上で有効なのは間違いありません。ただ、この場合、最初の目的こそが間違っているんですね。
『旅館が』生き残ればそれだけでいいのか? 縁はそう考えていました。でも、彼は自分で気がついていなかっただけで、他のみんなと同じように『喜翆荘を』残したいんです。旅館商売を継続したいわけじゃないんです*1


それに気がつけば、プライドよりも、コンプレックスから逃げるよりも、優先すべきものがあるとも気がつけるはず。縁はいい奥さんをもらったのかもしれません。彼の目を覚まさせたのは、他でもない崇子なのですから。




で。今回の一枚はなんといってもこれだね。





四十万の女親子三代仲居軍団!



こわい。なんかこわい。Gメンより怖い(謎


さて。本当に大切なものはなにか、もう喜翆荘のみんなはわかっています。
誰もが「お客様のために」の心で一体となって、本当の喜翆荘がようやく帰ってきたのです。



来週は最終回ですね。
喜翆荘はどうなるのか。スイの決断は?
かな〜〜り、楽しみですねぇ。


……一気に老け込みましたよね、女将さん。急にふつうのおばあちゃんぽくなってきた。悪いことばかりじゃないのはわかるけど、ちょっとさびしいですね。

*1:もちろんそれ『も』小さくない割合で当然あるでしょうけど