きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

侵略!?イカ娘 第07回 『もてなさなイカ!?』他

【もてなさなイカ!?】


そこにあるのは娘を強く思う一人の普通の父親の姿でした。
娘と仲良くしてくれた友達に感謝してもてなそうと思う心は本物です。一見すれば理解のしにくい押しつけがましさや自分勝手さや、おまけに不遜さすら覚えてしまうでしょう。

おしつけがましさは、すべて自分の感謝の気持ちを余すことなく伝えるため。
遠慮なんか許さないぞ、だって俺は感謝の心を伝えたいのだから、というこれが自分勝手さに繋がっている。
そして、不遜さは……まあ、性格でしょうか。




すべては古い男の不器用さから。
自分の生き方を簡単に変えようとしない頑固さがある一方で、恩を受ければ必ず返そうとする律儀さも兼ね備えている昔気質のいいおっさん。それが、鮎美の父なのです。だからこそ、おとなしくて引っ込み思案な彼女も、気後れすることなく父を慕い深く理解しているのに違いないのです。


理不尽の固まりのように見えても、あれはあれで慣れればわかりやすい。きっとそう。
鮎美を見ているとそう思えてなりません。


ん、いいね、信じ合う父娘の絆です。ちょっとうるっときましたよ。

【記憶喪失じゃなイカ!?】


頭をぶつけてすべてを忘れてしまったイカちゃんのお話。
定番の記憶喪失ネタですね。


真っ白になったイカちゃんを自分色に染めようとする二人の魔女の反目と共闘がみものです。
ここぞとばかりに『イカ星人』にしようとするシンディ、それに乗っかりながらも種族を超えた愛で結ばれた自分の『恋人』設定を通そうとする早苗。さすがのイカちゃんも承伏しがたい過去の二択に頭を悩ませます。


そこで、千鶴が放った第三の設定……それが『イカちゃんは栄子の妹』であります。
これだ!! これが一番マシだ!!! わらをも掴む思いで飛びついたイカちゃんは開口一番、


おねえちゃん



ぐっは!!


は、破壊力高え!


さすがの栄子がしどろもどろになって照れまくってました。
これもまたかわいいの!
そんな二人を見ながらわたしも悶絶ですよ。ああ、栄子イカ姉妹いい!! アリ!!


かくして、イカちゃんは死の危険を自ら冒してすべての記憶を取り戻しました。
いやなに。千鶴に『帽子を取ったら死ぬ』と言われてそれを信じなかったんですね。頭を自分の手で思いっきり引っ張ってちぎれそうになったところで、記憶が戻った、と。帽子部分と頭のつなぎ目から痛々しい出血が見られてああかわいそう。


早苗はここぞとばかりにイカちゃんの反撃を喰らって凹んでたなぁ。
自業自得ですか。

【入部しなイカ!?】


イカちゃんが『侵略部』を旗揚げするお話。
メンバーは他に清美と女子野球部の部員合せて4名の総勢5人の侵略サークルです。


このお話は部員の一人・西村由佳の機転の利いた頭の良さに驚かされます。
『侵略部』と言われても何をすればいいか普通は誰にもわかりません。なにせ発起人のイカちゃんですら何も考えていなかったのですから。
そこに彼女は、誰もが容易に楽しめるゲーム要素を組み込んで、それを口実にみんなで楽しく遊び回るだけで部活が成立するようなルールをあっという間に構築してしまったのです。


まず、イカちゃんが侵略したと言うことになっている「れもん」と「栄子の家」に彼女らの通う「中学校」も侵略済みとして加えて、その三カ所を頂点にしたトライアングル地帯は占領済み地域と規定するわけです。その後は部員全員で侵略活動として訪れた地域を新たな侵略ポイントとし、仲良く和気藹々とあちこちに出かけるだけで、侵略地図がどんどん埋められていく仕組みです。


これふつーに楽しそうだよね。やってみたいよね。
ノリは鉄道の駅の乗りつぶしとか、あれと近い物があるんだろうね。


うむ、単純に感心して見ていましたよ。



カラオケ・ボーリング・プールにファミレスデパートでウィンドウショッピング、と順調に侵略は続きます。部室と化した「れもん」のテーブルに広げられた地図は占領済みの印で赤く埋め尽くされ、普段の活動エリアはほぼ手中に収めたと言っても過言ではない大成果が見て取れます。
あ、清美の決して音痴じゃないけど素人っぽい歌がかわいかったかもねぇ。


イカちゃんは毎日が楽しくて仕方がありません。昨日のあそこはおもしろかった。今日はどこにいくでゲソ。
でも、その日、最後まで清美が現れることはありませんでした。
侵略部の活動は5人全員揃ってがルール。やむを得ずどこにも行かずに解散していく面々を見て「清美ちゃんはもう侵略部に飽きたんじゃないか」と栄子。イカちゃんはムキになって否定するものの、もしかしたらという不安はぬぐいきれません。



安心して、イカちゃん。清美ちゃんはたとえ飽きたとしても、黙ってこなくなるような子じゃないよ。そう、昨日の彼女は、風邪で寝込んでいたために参加できなかっただけのことでした。
安心すると同時に、今日もまだ寝ているらしい清美の様態が心配になったイカちゃんは、一計を案じます。


清美、お見舞いにきたでゲソ
昨日はゴメンね、すぐ治すからまた5人で部活やろう
何を言ってるでゲソ。5人揃って清美の家なんだから、清美の家は侵略済みでゲソ


いい話だ……いいお見舞いだ。だが、オチはまだこのあと。
人間の風邪が見事に感染り、イカちゃんの寝床も侵略されたのでありました。
とっぴんぱらりのぷう。


そんな感じでいいお話揃いだった今回は、イカちゃんなのに素直におもしろかったかも。
なんてったってイカちゃんじゃなくても見て損無しっぽいお話だものね!!
下駄を履かせる必要無し!!


ああ、イカちゃんらぶりー!


では、また。