きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

アイドルマスター 第24回 『夢』


プロデューサーの手術は無事成功した。予後も安定が見込まれて回復への心配はほぼ無いらしく、一同は安堵のため息をつく。しかし、春香の心の傷は深い。自分の心の不安定さからプロデューサーに大けがをさせたことに対する後悔が、彼女がそうなるに至った元々の不安感を増幅させて、際限なく自分を追い込み自身が何をしたいのかさえ判断できなくなってしまった。




律子はそんな春香を休養させる決意をする。本来なら春香にとって一番大事な時期であるはずのいまこのときに休みを入れるなんてとんでもないことのはず。いつもの厳しい律子ならば多少の無理は押して仕事をさせることを選んだだろう。しかし、その彼女が仕事をさせるわけにいかないと判断したほどに、春香は限界に達していたのだ。


ミュージカルの練習での春香は、誰もが圧倒されるような迫真の演技を見せてスタッフを驚かせていました。それもそのはず、ある意味彼女は演技などしてはいなかったのですから。舞台のセリフと現在の自分の置かれた状況を重ね合わせて、本気の叫び声を上げていたのですから。


わたしの夢はどこ? つかみかけた夢がこぼれ落ちていく……




春香は、みんなで歌いたかった。仲間と踊りたかった。
765プロ全員でアイドルになりたかった。


ジュピターの天ヶ瀬冬馬が言っていました。


仲間との絆。そこから生まれる団結力


うん、絆って、とってもいい言葉ですよね。
でも、知ってますか?


「情にほだされる」って「情にされる」って書くんですよ。



深い愛情と慈しみ、互いに思いやる心。
それらは同時に、誰かを縛る、縛られる“呪い”のようなものでもあるんです。
絆があるからこそ、やりたいことができなくなってしまう。
そういうこともあるんです。


語弊があるのを覚悟してはっきり言います。


絆って強ければいいわけじゃないんです。
ある程度弱くないと、お互いが自滅するだけなんです。


春香にとっては残酷な事実だったと思うけれど、いまのようにてんでばらばらに活躍して時々ライブで一緒になる関係の方が、アイドルとして、プロの芸能人として「みんなで」やっていくには適しているんだと思うんです。




△▼△




急遽スケジュールを強引にいじってレッスン場に集まった春香を除いた765プロのアイドルたち。いまだそれを知らないみんなに春香の気持ちを伝えなければいけない、と、プロデューサーのアドバイスを得た千早が社長に直談判までして実現させた合同練習でした。
春香が合同練習にこだわっていたのは単純にライブの練習不足を懸念してのことだと、みんながみんな思っていたようです。真実を知った少女たちは深く反省します。自分のことばかりに一所懸命で大切な友達の気持ちをまったく考えようとしていなかったことに。


社長の手回しか、765プロの事務所に入ったテレビの生中継を使って、彼女たちは春香に呼びかけます。


いままでゴメン。みんな『いつもの場所で』待ってるよ。会っていっぱい話そう



わたしたちの場所で





△▼△





『それ』に春香が気づけたかどうか、今回の物語では判断が出来ませんでした。
だけど、いいんだと思うよ。みんなと一緒にいたいって思うことはいいと思う。そうできないときに潰れちゃうことがなければ、いいと思う。


そこだけはわかったよ。少なくとも春香は、もう大丈夫だって感じた。
いつも一緒にいることはできなくても、仲間との絆を確信できるって。




お互いを縛り付けるほどきつくない、だけど簡単にほどけちゃうほど弱くない……そんな気持ちのいい絆が765プロアイドルの間にはしっかり存在することを。
もしかしたらいまの春香には言葉には出来ないかもしれないけれど、もっと深い部分で信じてるって、そうわたしも信じる。




△▼△




今週も泣いたわぁ。
なんかさ、天ヶ瀬冬馬も憑き物が落ちたように丸くなったよね。人間やっぱずっと上にいたんじゃ逆に成長しないと思うんだよ。彼らのライブも成功するといいよね。765プロのライブに比べるとずっとちっちゃいものだけどさ、大小じゃないもん。彼らは彼らの仲間と結ばれた絆で、きっとうまくやっていくよね。いずれ、必ず765プロの前にまた壁となって立ちふさがるくらいに大きくなって帰ってくるよね。


あ、真くんひらひら女の子衣装だよよかったね!!



そんな、家を飛び出して迷子になったさびしんぼの不良娘が、ようやくに辿るべき道を見つけて家に戻るまでのお話でした。
どこにでもいけるのは帰る場所があるから、か。そうかもしれないね。


ふ〜〜〜〜。
いよいよ来週でラスト! 最終回かぁ。


ホントにねぇ、こんな良作になるなんてちぃとも思わなかったよ。この2クールがあっという間だったよ。
きっと、最後もキレイにびしっと決めてくれるよね。わたしはそう信じてるよ!


じゃあ、また来週!