沖縄の海を騒がせた二つの三角関係はひとまずの収拾をみた。
失恋の傷心を癒やすために旅行にやってきていたという香織は、運命的な再会を感じた海人への恋を泣く泣くあきらめた。彼女のつきあいで遊びに来ていた千春も、一見すれば軽薄にも見えるアプローチだったがあれで相当に本気だった哲朗への恋に敗れて、二人は一足先に東京へと帰っていった。
そしてイチカは、海人への恋心をごまかすのをやめた。
そして美桜は、哲朗に裸族である自分を……もとい、ずっと秘めていた切なく一途で一所懸命な想いをはき出すように伝えることができた。
そして柑菜は、すべてを知り不敵に微笑む檸檬先輩の着せ替え人形になっていた。
事態は収まるところに収まった感じです。固定化されて動きのなかった関係を外部から揺さぶっていった二人の少女が静かに立ち去った後、彼らの関係は以前と同じで何一つ変わらない仲良し関係に戻ったようにも見えます。
だけど、香織が危機感を煽ったために、イチカは自分の気持ちをごまかし続けることができなくなりました。おそらくはいつまでもこの星にいられるわけではない自分が海人の想いを受け入れるわけにはいかないと、ずっと自重してきた心の重しを、いともあっさりと放り投げてしまった。じゃまが入らなければそのまま口づけまで受け入れようとするまでに素直になってしまった。好きな相手を奪われることへの恐怖心は、それほどまでに深いものだということでしょう。
一方で哲朗も千春の存在のおかげで、美桜が自分を好きだったのだと知ってしまいました。自分が柑菜を好きだと知っていて、なおそれでも好きだと言ってくる美桜の気持ちを『知らされて』しまったわけです。
偏見かもしれないけど、こういうときって男の子は簡単に受け入れちゃいそうな気がするんですけどね。別に好きな子はいるけど、とりあえず手近で確実な方をまずゲットしておこう! みたいな。ほら、そういうおさかんな年頃だし(謎
いや、アレか。こういうのはどっちかというとスレた女がやりがちな手口かな。要するにどっちも同じか! あっはっは。
何言ってんのかわかんなくなってきたな。いつものことだけど。
ま、いいでしょ。
今週は柑菜のにゃんにゃんメイドがかわいかったじゃないですか。りのんが生きてて良かったじゃないですか。
一家全員素っ裸って、変態とは言わないけどやっぱかなり異常レベルな気がするよ美桜ちゃん! と突っ込みたいじゃないですか。
メガネのぶつかるところとか、ムダに細かいじゃないですか。
そんなところで、また来週。
テンション上がんないな〜。