宇宙ステーションからオーディション会場へと向かう船に乗り込んだ凪沙たち三人は、同じくAKB0048を目指す数人の少女たちと出会う。生まれも育ちもまったく違う彼女たちだが、そこは同じ夢を抱いて宇宙に飛び出した少女たち、緊張の出会いから打ち解けて行動を共にするようになるまで、さほどの時間も必要としなかったのは当然だろう。
そんなほのぼのした時間を過ごす少女たちの前に、芸能活動取り締まりのための特殊部隊<DES軍>の兵士たちが突如現れた。AKBオーディションの受験生が乗船しているとの情報を得た軍が、彼女たちを逮捕するためにやってきたのだった。


長年夢見てきたAKBへの夢が潰える……そんな絶体絶命のピンチを救ったのは、AKB0048の襲名メンバーたちだった。彼女たちもまたDES軍の動きを察知して、オーディション受験生たちを救うためにやってきたのだ。


……棒が大増量
マジきついです。わたし、以前から言っていますが、棒声優ってホントに苦手なんですよね。嫌いなんですよね。
一気にキツくなってきましたよ。せめて一番しゃべりまくる凪沙には一番まともな演技のできる子を据えてくれればよかったのに。


ふう。



さて、なんかアレです。
襲名メンバーがロボです。
なんですかこれ、もしかしてAKBメンバーになるには機械の体を手に入れなければならないのですか?
先週の放送分を見て、瞳がアンドロイドのようだと言いましたが、わたしのその感覚は外れていなかったと言うことでしょうか。なんかもーさっぱりです。


思えば、みながみな、人体では不可能に近い挙動で平然と戦闘を行っていましたっけ。
ロボのまゆゆの存在感は別格としても、ゆうこもおそらくは7〜8年前のライブの時と見た目がまるで変わっていないわけですよね。この子もロボっぽい。なんかすごい!




襲名メンバーの強力な個性に面食らってしまいますが、決して候補生も負けてません。
まず、一次審査に落ちたのに二次審査に向かおうとしている謎少女。気持ちはわからないでもないけど、それで密航までして受験資格のないオーディションに向かおうというガッツがムダにすごいです。ちなみに彼女を探していた船員は「みつけたら放り出す」と穏やかではないことを口走っていました。ああ、冷たい方程式。いや999かも。
そして、そんな彼女が『身長154cm以下で髪もマロンカラーのセミロング』だから二次審査に通る可能性が高いと言い出す謎少女もいます。いや、それで通るなら一次の書類選考で通ってますでしょうよ。それ以外に魅力がないから落とされたわけで……。
どれだけ押しても引いてもびくともしないほどの重量の照明が高い天井から落ちてきてそれに押し潰されたというのに、ほぼ無傷でぴんぴんしてた頑丈少女の存在も忘れてはなりません。いやぁ、この硬さはロボ向きだ。襲名メンバー向きだね!


どの子も明後日の方向に個性的だ。いや、でも、それでいい。お行儀良く同じ事ばかりしているアイドルなんて、誰も欲してはいないのだから。


改めて思う。


どこへ向かっているのだろう。
なにをしようとしているのだろう。


AKB0048のこれからに期待して、来週からも見ていきたいと思います。
棒声優の“演技”を聞き続けることによる頭痛と戦いながら。