運動会と言えば、一昔前は秋の体育の日近辺に行われるのが常だったものですが、ここ最近は梅雨のはじまる前のちょうど今くらいの時期にちゃちゃっとやっちゃう学校も多いみたいですよね。あつしの通う小学校もどうやらその例に漏れないようです。


さて、運動会の練習っていうのは、昔から児童生徒にはなはだ不評なんですよね。おそらく、避難訓練・卒業式予行に並んで、子供たちが面倒がる活動の筆頭です。
なんでそうなるのか、といえば、これは、作中でテツヤくんたちが言っていたことがすべてです。



こんなもんぶっつけでいいじゃないか



コレに尽きます。みんな、こう言うんですよ。
でも、ムリです。ぜったいです。練習無しに出来ることなんておよそこの世にほとんどありません。
そもそも運動会は自分たちが競うだけのステージじゃないんです。同時に、父兄や来賓にキミたちが大きく成長して競い合っている華々しい姿を披露する場でもあるんです。したがって、練習は必要なのですよ。


ま、大人になればわかるんですけどね。わたしだって小さいときはただ面倒だと思ってたもん。




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本題。
あつしの恵まれすぎた(?)体格は、スポーツに関して卓越した才能を見せつけてくれます。
綱引きでのパワー、玉入れでの高さ、徒競走での速さ。これはまさに規格外。
ライト級の試合にヘビー級の選手が乱入してきたようなものです。
残酷ですが、多くのスポーツにおける勝敗を決める要素の大部分は、本人の努力ではどうにもならない体格という物なのです。


しかし、そう。それが徒になることも当然あるのです。
重量挙げの選手は走らせれば遅いでしょう。高く飛べるから速く飛べるわけでもありません。
得意な競技もあれば、苦手な競技もある。


それが、あつしの場合は、二人三脚だった、ということですか。
あと、騎馬戦なんかも難しそうだよね。なんか来週あたりありそうな気がするけれど。
今週・来週と、初めての続き物みたいですしねー。


そんな感じ。


最後に。
タケ兄がんばれ!


なんか好きです、彼。なんだかんだと働くこと自体をあきらめていないものね。