きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

人類は衰退しました 第06回『妖精さんの、おさとがえり』


動く猫耳を頭に宿した“人間”の少女と、謎のクリーチャーを使役しつつ人とは思えない動きで攻撃を仕掛けてくる“人間”の少年の戦いが始まりました。降り注ぐマイクロ波に絶好調の彼らに対し、逆にマイクロ波*1にはめっぽう弱い妖精さんはもうへろへろ。あの妖精さんがあろうことか「死にたい」とこぼすほどです。
まあ、電磁波が大好物とか、それは人間としてどうなのよとツッコミを入れたら負けなのでしょうか。


そして、いま明かされるベリベリショートカットの刑の真実とは!?


豆知識:猫の肉球は実は案外固い。



真実一路にぷにぷになのは、そうね、産まれて一年くらいの間でしょうかね。歩いている間にどんどん固くなっていくんですよ。そりゃそうだ、彼らは愛玩動物なんかじゃないんだ、どこに出しても恥ずかしくない純粋な肉食獣なんですよ! がっちりむきむきになっていくのは必然なのですよ!


さて、猫と言えば……猫レンジやめてええええ!!!!


ご存じの方も多いでしょうね。
アメリカで、とある主婦が、お風呂に入れたあとの猫を乾かすために、電子レンジでちんをした、という都市伝説です。
猫を入れるなと説明書に書いていなかったがために電子レンジのメーカーが多額の賠償金を支払う羽目になった、いかにもアメリカにありそうなと感じさせるネタです。


ま、そんな事実はないんですよね。繰り返しますがあくまでも都市伝説です。
人間の子供をレンジに入れてちんした例なら事実として確認されていますけどね。


い、いやあ、いかにもアメリカならあるあるですよね、うんうん。




さて、その2.本題。


<わたし>の前に現れた二人の自称人間は、深宇宙探査計画で地球から旅立った宇宙船が自我と意識を獲得した存在でした。


ボイジャー計画パイオニア計画



宇宙開発競争華やかなりし1970年代に打ち上げられ、太陽系内の惑星の調査を終えた後、地球外の知的生命体と接触するまで永遠に宇宙をさまよう運命を強いられていたはずの彼らは、今回の人モニュメント計画により、急遽データを持ち帰るように命じられて地球へと戻ってきました。そう、データを渡し終えたらまた、二人は再び宇宙へと戻らなければならないのです。



いやだ。帰りたくない。
真っ暗で冷たい、なんにもない宇宙。
そんなところへ帰りたくない。



ボイジャーは言います。自分は宇宙へと放り出される前から意識は生まれていた。
ホントは行きたくなかった。たった一人で誰もいない世界になんてまっぴらだった。


ここで、ふと思ったんですよ、擬人化ってなんなんだろうって。
猫も杓子も擬人化の時代じゃないですか。○○たんとかつけて女の子化したりするじゃないですか。


それで、たとえば、そう『はやぶさたん』っていましたよね。


幼い女の子がたったひとりで命がけの探検を終えて、最後は文句一つ言わずに自殺を果たすお話。


ねえよ。


ようやく地球に戻ってきた幼女に、我々は声をそろえて言うんですよ。


おかえり、待ってたよ。さあ、死になさい


(ノ∀`)


これさ、擬人化してないよね。だって人として扱ってないよね。
なんて、考えたりもして。


とまあ、これじゃあボイジャーもぐれるよねぇ。人間も襲うよねぇ。
あ、もちろん、彼は擬人化“させられた”存在じゃないから、自我を与えたのは人間じゃないけどさ。



そこで<わたし>は文化活動を決心したわけですよ。
冷たい宇宙に帰りたくないと願う二人のために、受電施設の破壊という大胆な行為に出るのでありますよ!
これ、世が世ならそれこそ死刑レベルのテロ行為ですよね……。それでもやっちゃう。
うん、いまの我々とは価値判断基準がまるで違うとわかるエピソードなのかもしれない。
ベリベリショートの刑だけで済んでよかった。ここから一話目へと続くわけですね〜。


元々電気が無いのが当たり前の世界がたまたま得ただけの電気を手放すことと、電気無くしては生存し得ないまでに電気に依存した社会から電気を奪うことは比較対象にならないまでに違う状況だとわかってはいるけれど、でもだけど、電気なんかよりも“慎ましやかに幸せを願う二人の人間”を“文化的に”生活させるために公務員の立場をかけてまでムチャをやらかした<わたし>の心根は、今の時代のわたしも共感できるかなぁ。


ええ、同じ事やれったってぜったいできませんけどね。あくまでも気持ちの問題……。


そんなわけで、また来週!
ああ、暑いよぅ。だるいよう。死にたかないけど丸まってごろごろしていたいよう。

*1:電磁波