今回登場の新キャラは来ヶ谷唯湖。才色兼備で文武両道、誰からも好かれ頼られる自他共に認める姉御肌の女の子だ。
あまりの成績の良さから授業への参加すら自由とされ、日常の退屈さをもてあましている彼女の瞳には、一見すると共通項のまるでなさそうなメンバーが一同に集って、一つのおもしろいことへ打ち込んでいくリトルバスターズの存在は、自分の退屈を癒やし渇望を満たしてくれる魅力的な存在に写ったのかもしれない。


私にもぴちぴちの美少女たちと一緒にしっぽりと青春の汗をかかせろ!


理樹をいじり倒し真人を軽くあしらう彼女の素質に、まさか恭介が参加に否やを唱えるはずもない。晴れて来ヶ谷唯湖は、リトルバスターズの一員となった。


小毬ちゃんの出番がない! ぜんっぜんない。
まあね、このお話は登場人数が多いからね。誰かに焦点を当てると、ほとんど空気になってしまう子はこれからもいくらでも出てくるでしょう。でも、やだ。小毬ちゃんはもっとしゃべってくれないとやだ。力説しておきます。





さて、そんな唯湖さん回の裏でちょろっと姿を見せてくれていたのが、三枝葉留佳ちゃん。これで「さいぐさはるか」と読むのです。通称、というか自称・はるちんです。以前に言ったとおり、一番好きな子です。あんだけ小毬ちゃん推しててそれかよ! とのご批判は甘んじて受けます。ですが、わたしの内部では何も矛盾していないのです。


一番好きなのは、はるちん。
一番癒やされるのは、小毬ちゃん。


こういう単純な話なんです。我ながら真剣に単純すぎてちょっとめまいがしてきますが。


ん、キャラの話はこのくらいにして、今回のお話をざっと振り返って考えてみると……ふつー。の一言かなぁ。
悪くないんです、でも、取り立ててよくもない。いや、ゲームをアニメという別の媒体に移し替えて『悪くない』と思わせる時点で、それは『良い』ものなのかもしれません。ただ、そういうコトではなく、特筆するようなすごいこところもひどいところもないという、まあ、ひたすらふつーなわけだったんですよねぇ。


ふつーふつー言ってても仕方ないな。なんかないかな。


ないな。


や、うん、ほら、宣言してた通り、けっこう厳しい目で見てるんです。
あと、わたし普段からキレるとぼろくそ言うでしょ。


そんでも、ふつーなんです。これけっこー褒めてます。


……うん、来週来週!
来週はもっとなんかまともなこと言うから!


だから、また見に来てね


と、たまには媚びてみるか。
どうだかわいーだろ。


では、また。