きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

中二病でも恋がしたい! 第06回『贖罪の…救世主<イノセント> 』

一色誠に一通のラブレターが届く。中には『土曜日に銀杏の木の下で待っている』としたためてあるのみで、差出人の名前は記されていなかった。初めてやってきた春に浮かれまくり期待に胸を膨らませて勇太や丹生谷に相談を持ちかけていた彼は、そんなときに絶対にやってはいけない致命的なミスを犯す。先だって自らが企画したクラスの女子人気投票の結果が詳細に記されている秘密の手帳を駅で落としたあげく、クラスの女子に拾われてしまったのだ。


そしてはじまる男子つるし上げのためのホームルーム……手帳に自分の名前が書いてあるわけではないが、放っておけばいずれ必ず辿られてお縄になるのは必至。それならば、自分から投票の主催者であることを白状して男らしさを示した方がいい。いや、投票などなかった。手帳に書かれているのはきわめて個人的なランク付けなのだ。他の男子に罪科はない!


こうなれば頭を丸めてお詫びします!


一色誠は、お調子者だった。


今週のは飛ばしてましたねぇ。
凸守&モリサマーの因縁の対決。それを目撃してしまった誠の衝撃!
先週までがストーリーマンガに近い構成だとすれば、今回はまさにギャグマンガのごとき息もつかせぬ展開の数々、でしょうか。
うん、久しぶりにアニメを見て大笑いしたかもしれません。


そういえば、モリサマーはいい性格をしていますけど、同時に性格がいい子でもありますね。自分勝手だし高飛車だし、目的のためなら暴力や脅迫に訴えることもやぶさかではない一方、きちんとけじめをつけた誠に対しては正当な評価を下せる思慮深さと落ち着きも兼ね備えています。
これで容姿端麗、文武両道、見た目よりポッチャリときてますもの、完璧超人ですよね! 何でこんな子が中二病やってたのやら。いや、(こういう目立った狭義の)中二病やる子に、頭の良さとか性格とか関係ないか。うん。


さて、一色誠君の話。
見方によっては、ですが、勇太の(一般人)高校デビューが成功したのはひとえに彼のおかげです。中学校時代にまともな友人関係を築くことができなかった勇太。高校でいきなり自分から友人捜しをはじめるのは相当にハードルが高かったはずです。実際、本人もモノローグでそのあたりを気にしていたようですし、たまたま席が前後になっただけの縁でも、あちらから話しかけてもらったことに、きっと今でも勇太は心から感謝しているんじゃないかな、などと思います。


うるさいし、軽いし、調子に乗りやすくてうっとーしい。
だけど、そういう子に救われることは多いです。彼らの天然は周囲を明るく照らすのです。どんな優等生も持っていない不思議なカリスマを、お調子者のお馬鹿さんは自然に備えていたりします。


ああ、大好きさ。おちょーしものキャラ! それと便座カバー。


こういう子は、男の子にはモテるんですよ。でも、女の子にはちょっと……。
あ、ううん。人気はあるのよ。人気はね。


あいつおもしろいよねー
友達としてはいいよね
ねー


はい。こういう感じですか。


結局、銀杏の木の下に女の子はやってきませんでした……かわいそうに、彼の春は遠そうです。





△▼△



最初に戻るけどね、ホント、おもしろかったよ。
美術の時間に六花の描く無駄なまでのフツーにかっこいい勇太中二病戦闘時バージョンとか!
そこに突如乱入してきて丹生谷に足払いをかけて即去って行く凸守とか!
部室に怒り骨髄でやってきて凸守に襲いかかるモリサマーとか!
それを誠に目撃されるやいなや猫をかぶり必至でごまかしにかかるモリサマーとか!
だましきれないと悟ると暴力に訴えて呪いの言葉を紡ぎ口封じをはかるモリサマーとか!


うん、モリサマー回だったのかもしれない。


ほら、フツーにラブレターの相談に乗ってあげてる彼女はかわいかったし。
つるし上げホームルームでのまじめそのものの態度の凜々しさも半端なかったし。


……どうでもいいけど、小中高と現役時代も、いまの仕事に就いてから見た経験でも、女子が男子をならいやってほど見たのに、男子が女子をつるし上げるホームルームって見たことないね。
考え方の違いとか、男子の方が優しいとか、被害に遭うのは女子の方が多いからとか、理由は様々にあるにしても、一番の根本は、男子はこういうときでも派閥争いに走っちゃってまとまらないからだねぇ。


女子はね、男子を袋だたきにするためなら、普段のグループ間での軋轢や力関係を無視して共謀できるんだ。しかも前もっての約束も交わすことすらなく自然と! これは強いよ。間違っても男子側につく女子はいないから。逆は高校とかになると出るんだけどね……。


はい、そんなところで。
また来週お会いいたしましょう。