きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

リトルバスターズ! 第06回『みつけよう すてきなこと』

すべてを忘れることで悲しみから逃げ続けていた小毬は、今度は理樹を兄だと思い込むことで自らの心を守ろうとする。小毬はいままでずっとそうしてきた、と小次郎は言う。何らかの死に触れたとき、それを引き金としてすべてを思い出し、しばらくするとまたすべてを忘れる繰り返し。
それじゃいけないんだ、と理樹は思う。もう、兄の拓也はこの世の人ではない。どこまで逃げてもそれはかわらないんだ。


理樹は、拓也が妹の小毬を思って描いた優しい絵本の続きの話を描き始めた。つらいことばかりの世の中だけど、みんないる。小毬は一人じゃない、そんな思いをこめて、描き慣れないへたくそな絵を一心に描き続けるのだった。


本当のことなんて知りたくない。
この世界にはつらいことが多すぎる。


小毬は泣きじゃくりながらそう訴え続ける。だから、忘れるんだ、忘れてきたんだ。


たしかに世界はそういうものかもしれない。
だが、それに対して俺たちができることは、目をそらすことだけか? 逃げることだけなのか?


恭介は強い意志をたたえた視線で理樹を見据えて言う。


ついさっきまでひまわりのように明るかった小毬のあまりの変貌ぶりに、なにもしてやることのできない自らの無力感をかみしめていた理樹には、それはかけがえのない救いの言葉だった。きっと自分にもできることがあるはずだ。そう信じて再び彼は立ち上がった。




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いまさらですけれど、フリーダムすぎる寮ですよねぇ。
異性の寮に入り浸り放題。しかも小毬ちゃんは男子寮のシャワーを浴びて、男子の部屋で裸ワイですよ!


ほら、寮生同士で彼氏彼女ったら、近くに住んでいていつでも一緒にいられそうで、でもその実お互いの部屋には絶対に入れないもどかしさ! みたいな甘酸っぱ〜〜い、青春の何かがあるもんじゃないですか。
ああ、いいなあ、わたしも寮生活してみたかったなぁ。ねぇ? いいよね、友達と二人部屋とか。いや、これはこれで何かあったら息が詰まりそうな生活になりそうだけれど。


ちょっと話がずれたけど、このリトバスに限ってはそういうの全然ないよね。ああ、念のため、これは原作からそうなんですけどね。
うん、もちろんこれそういうテーマの作品じゃありませんし、そこは致命的な設定や演出の瑕疵じゃないと思うんです。ただ、変わってるよな〜ってだけでね。




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お兄さんはもういない



理樹は自分を兄と呼ぶ小毬に、容赦なく残酷な言葉をたたきつけます。
逃げるな、それが現実だ、世界中のどこを探しても、君が忘れても忘れなくても、神北拓也はどこにもいないんだよ。


もちろん、小毬はそんなこと認めたくはありません。それができない少女だったから、現実のつらいことすべてを夢の世界に押し込めて生きてきたのです。


理樹はようやく完成したつたない絵本を小毬に披露しました。


卵からかえったひよこは鶏になると自分が卵から生まれたことを忘れてしまう。だけど、最後の最後に鶏は自分がかつて卵だったことを思い出した、という、拓也が描いた絵本。その、続きのお話。


卵からかえったのは一人じゃなかった。みんないた。
小毬だって一人じゃない。ボクがいる、鈴もいる、リトルバスターズのみんながいる。


そして ── ひだまりのような穏やかな笑顔が、いまここに、戻ってきたのです。


もう小毬ちゃんは逃げない。きっと。


そう、鈴だ。鈴もがんばった。人見知りなのにあちこち走り回って絵本のお手伝いしてた!




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要するに、がんばれ、と。がんばるしかないんだ、と。
がんばらなくていいことなんてないんだ、と。


これも前に言ったなぁ。
わたし、がんばらなくていって風潮が大嫌いでね……もちろん、精神的に病んでいる人を追い込もうって話じゃなくて、ただとにかく何でもかんでもがんばらなくていい、でしょ、この数年。冗談じゃないってのよ。がんばれってのよ。根性だけじゃなにもできないけど、根性無しでできることも一つもないってのよ。


そんな思いを新たにした、小毬ちゃん編でした。


ただ、ねぇ……間がなぁ。小毬ちゃんの復活が早すぎなんですよね。
このへんゲームならプレイヤーの方でいくらでも調整も脳内補完も効くんです。でも、アニメだと10秒は10秒。1分は1分、どうやったってこれは変えられない。
「元気出せ」「わかった、出す!」こういうノリで復活したようにすら見えてしまうんですよ。


そこが残念だったかな、と。


あ、それで、これ、なんなんでしょうね。
理樹が大雨の中で拓也のお墓参りをしたときの一場面なんですけど。
これ、傘ですよね? 下はアップにしたものです。
やっぱり傘だよねぇ。誰かいるよね。


……誰よ。こんな天気の中。
モブにわざわざ入れるような理由って、なに。


おばけですか?


……気を取り直して。
次回からはるちん編ですよ!! わたしの一番のお気に入りキャラなのです!
楽しみに待っていることにします。


では、また。