きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE 第10回『機杖担う少女 』

復活したガズ皇帝は、かねてより準備をしていた天空に浮かぶ無数の航天要塞を動かし始めた。


すべての起動が完成すれば、世界中の人々の思念を思うまま集めて無限の魔法力を手に入れることができるという。


ここにきてトールはついにサバターであることを……人であることを捨てて、ドラグーンキャバリアの契約をフレドリカと結ぶ。


その力をもって、ガズ皇帝を倒すのだ。



言いたくないですけど、やっぱり相当に無理がありましたよ。


あまりにも駆け足過ぎます。
大袈裟に言えば、まるで『忙しい人のための』動画を見ている気分。

全10話ですからね。

おそらく元々は12~3話分のお話を、後半に来て無理やり圧縮しちゃったんじゃないかと感じるんですよね~。


なんかいつの間にやら復活していた黒チャイカ*1とか、唐突にガズを裏切るニーヴァとか、思いつきでフレドリカと契約したようにしか見えないトールとか*2、なにからなにまで全速全開。


ストーリーそのものは悪くないと思うだけに、余裕のなさ過ぎる時間配分が残念で仕方ありません。


ニーヴァってホントになんで裏切ったんでしょう。
わたしには人格がある」から、チャイカの方が好きなためにと読み取ることもできなくもないのだけど、それならなんで今になって急になのかがわからない。
チャイカの存在が起動キーになっていたのはガズ皇帝の仕込みでしょうし、最初にチャイカとリンクしたのは特にイレギュラーな事態でもなさそうなんですよねぇ。ダメなら禁じておけばいいだけななんだし。


で。
自分の記憶を思念料として放った魔法でガズを倒したチャイカは、いったいどこまで覚えているのでしょうか。
あるいは、トールのことも、ガズのことも、作られた自分の存在のことすらも、すべてを忘れてしまっているのでしょうか。


そのほうが幸せ……とは決して思えないのがわたしなんですよね。
記憶の喪失こそが、人の死だと信じて疑わないので。


もし、そうなっているのだとすれば、チャイカは死んでしまったと同じなんだろうな、と。


ふむ。


あ、戦闘シーンは少ない時間の中でがんばってたかな。
ドラグーンキャバリアとなったトールに、サバターとして“正攻法”で立ち向かって討ち死にしたシンとか。
さんざん魔法の力で暴れまくったあげく、最期は赤チャイカの蹴りで(恐らく)頭を砕かれて死んだ黒チャイカとか。

ただ、ガズのあっけなさすぎる最期だけは、たとえそれが意図した演出だったとしても、全体から漂う時間不足からそうは受け取りにくい状況だった言わざるを得ませんでしたね~。


そんな風に、不満もたらたらと並べましたが、一期二期と毎週チャイカのかわいらしさに癒やされまくりでした。



うん、とっても大好きな作品だったよ。


スタッフの皆さんお疲れ様。
また、いい作品を作って楽しませてくださいね、っと。

*1:あれっと思って先週分を見てみると、ちゃんと死にかけたまま終わってるんですよね

*2:実時間ではすぐに契約しなければならない状態だとしても、そこに至る葛藤などは描いておかないとやはり不自然に映ります