きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

艦隊これくしょん ~艦これ~ 第01回『初めまして!司令官!』

ついにスタートしました。
前評判では間違いなく今期一番の人気作、艦これです。


本作のヒロインは吹雪型駆逐艦の一番艦*1である吹雪という名の艦娘です。

この吹雪というキャラは、原作ゲームから通しで主役、とされている女の子なのですが、実際の扱いとしてはとてもとても主役とは言えない状態が続いています。

まず原作になっているブラウザゲームでの扱いで言えば、このゲームは基本的にすべてのユニットが公平に処遇される形になっていて、吹雪を含めて誰か特定の艦娘がストーリーを進めていくことはありません。ただ、吹雪は初期艦*2の一人であることで、かろうじて主役の一人と言って差し支えないこともないかな? そんな程度です。


続いて公式の派生作品です。

コミックスや小説はファンでない方が知れば驚くほどの数が出ているにもかかわらず、吹雪が主人公なのはギャグ四コママンガ一つと、リプレイマンガ一つだけです。
ストーリーマンガでの主役採用はまったくありませんし、ちょい役すらほとんどない状態です。

ちなみに、小説にいたっては彼女が主役のものは一冊もありません。

おまけに、多数刊行されているアンソロジー集でも、吹雪メインのものは著しく少ないように思えます。

これらの現実から、多くの提督は吹雪のことをこう呼びます。


空気ヒロイン
自称主人公
エア主役


ひどい! ひどすぎる!!*3

さてさて、そんな吹雪ちゃんがテレビアニメでどんな活躍をしてくれるか、こわいやら楽しみやら……じゃあ、見てみましょう。

突如として海から現れて、瞬く間に人類の脅威となってしまった深海棲艦と呼ばれる海の魔物たち。


それに立ち向かえるのは、旧海軍艦艇の名を冠し魂を宿した『艦娘』と呼ばれる少女達のみ。


そんな彼女らが集い、暮らし、学び、戦いへと赴く拠点でもある〈鎮守府〉に、一人のまだあどけない駆逐艦娘が着任する。


少女の名は、特型駆逐艦吹雪型*4・吹雪 ── 実戦経験なし


えー、いろいろ笑いました
序盤の深海棲艦が海の上を滑るように走る場面でもうダメ。
よく言われる「シュールだな~」とはこのことかと思わせる、奇妙なおかしさ満点でした。


半分合体ロボット・半分魔法少女的な艤装装着……あるいは変身シーンの力の入り方にこれまた大爆笑です。
ただ、ここのところは慣れればかっこよさの方が勝りそうな気もしますね。

あ、そうそう。その艤装装着の前の段階で、艦隊メンバー全員に出撃準備を終えさせてさ。だのに、そのメンバーたちはこれから自分が何をするかまったくわかってないのよ。現場指揮艦に対するブリーフィングすら無しで、それこそ出撃一分前にどこそこへ行ってあれそれをやれ、と大ざっぱな命令が降るの。


ムチャよね。


まあ、それも含めて、かな。

部隊の編成や戦闘に原作ゲーム的な流れを感じるのは、さすがに直系作品ならではなのでしょうね。
派生作品でのそれは、いわゆる史実や実際の弾道学にまでこだわって重厚なものになる一方で、やはりゲーム本編との隔たりを否応なく感じるものが大半です。


あとこれは、あくまでもわたしの内的イメージ的な問題なのだろうだけど、鎮守府作戦本部が現在進行形の戦闘を完全にモニタして逐一指示を出せるような近代的な体制は、なんかこう……うん、そう。

イメージがちがうな、ってしみじみ思った。


そんな風に、ちょっと正直ビミョーだな~……絵にせず想像に任せておいた方がよかった場面がいっぱいあるもんだなと、実感させてもらった第一話目でした。

んでも、戦闘シーンの迫力はなかなかのものだったかな。


って、なるほど、入渠ドックはゲーム中でよく“お風呂”と呼称されていたまんまの大浴場タイプなのねぇ。


最後に。
後輩からも姉からもぶれずに〈那珂ちゃん〉と呼ばれる那珂ちゃんが大好きです。


……どうでもいいけど、前知識無しで見てるとさっぱりわかんない作りだろうな、これ。

*1:ネームシップ

*2:プレイ開始時に選べる艦娘

*3:わたしもそんな呼び方してますけども

*4:あるいは特I型