きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

艦隊これくしょん ~艦これ~ コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 七

はい、さすがに艦これアンソロとして伝統のある(?)舞鎮編です。
この七冊目も、珠玉の短編を取りそろえた危なげない安定した一冊として完成しています。

どれがいい、これはダメだ、と言えるような状態じゃないです。
あらかた、すべて、いい。

なので、すべての作品をほんのちょっとずつ紹介していきたいと思います。


艦隊これくしょん‐艦これ‐コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 (7) (カドカワコミックス・エース)

艦隊これくしょん‐艦これ‐コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 (7) (カドカワコミックス・エース)



雪風が特徴的な安倍川さんの『やっぱり姉妹が好き』は1Pオムニバス集まんが。タイトル通りに姉妹艦がテーマになってますね。妙高型のページが味わい深いですよ……。

ワイルドな絵柄のサテーさんによる『ヤセンニング・ビギニング』わたしの大好きな川内三姉妹がめっちゃカッコいいのよ。

さんによる『さみだれちゃんとすずかぜちゃん』によれば、ドジっ子の五月雨ちゃんは鎮守府でも大人気です。

kyo1さんの『プリンツ、来日』は、ビスマルクやZ1、Z3とともに提督のために頑張ろうと決意するプリンツのお話。ちょっとデレ。


君野朋成さんの『スクランブル・カゲロウ』は、陽炎と不知火の意識が入れ替わってしまったら? の物語ですね。わたし陽炎ファンですし、とても好きなお話かも。

永深ゆうさんの『ちょっと待ってよ朝潮ちゃん』は、まじめだけど融通の利かない朝潮ちゃんをどうしましょう的お話。荒潮も目立ってます。

なぎみそさんの『芋ガール!』は、これもまた五月雨が主役です。人気ですよね、彼女。芋っぽい女の子、ていうのは、言われてとてもうれしいとは思えない言葉ですが、意外と男の子はそういうの好きなのかなぁ、みたいに思うこともあります。

雨宮結鬼さんの『ラックトゥザフューチャー』は、翔鶴方姉妹のエピソードです。幸運とはなんなんでしょう。自分に弾が飛んでこなければそうなのでしょうか。当人たちにしてみればそんな単純なものではないようです。


ツネオさんの『ぼくらの利根姉さん!!』は、駆逐艦を子分として従える利根姉さんのお話。や、これって若葉がいい味出しすぎてます。主役を完全に食ってるかも。筑摩さんの姉かわいがりもなかなか。

さんの『鎮守府の新春パン祭り』は1ページ短編集ですね。時津風のケモっぽさが魅力たっぷりと言えそうです。

文尾文さんの『綾波、レベル70』は、改二改造直後の綾波のナーバスな心を描いた一本でしょうか。一瞬にして自分の見た目が変わってしまう改造は、思春期の少女のメンタルを与えられた艦娘には実は重いものなのかもしれません。

にゃんこさんの『提督不在』も1Pものです。球磨と多摩……熊とタマ? なんとも言えない味があると言いますか。はい。


ゴ ヤスクニさんの『秘書艦龍驤と鎮守府の日常』は、わたしずいぶん好きです。新妻龍驤さんの乙女チックな心情やそれに相反する無骨な提督の物言いのちょっとしたかみ合わなさがにやにやを誘いますよね。

月島マコトさんの『暁の日々記』もかわいらしくていいです。このタイトルはダブルミーニングになっているようですね。レディ・暁とクールビューティ・響の、ちょっとずれまくった掛け合いが見ものです。

yuztanさんの『禍福糾纆』は、扶桑方姉妹のお話です。〈かふくきゅうぼく〉と読み、意味は〈禍福はあざなえる縄のごとし〉ですね。提督と結ばれる予定の姉をかばって山城は戦場の露と……いえ、だいじょうぶです、きっと。

のずさんの『不知火ちゃんとデート!』は、ケッコンカッコカリを済ませた提督と不知火のほほえましいデートのお話。いやかわいい。不知火かわいいですよ、これ。


続いて、あららさんの『くま家』です。艦娘たちの住む家はたいていが艦種に別れた寮暮らし設定じゃないですか。この作品はこじんまりした海辺の古びた一軒家を球磨型5人でシェアしてるんですよね。
食事も自分たちでやるようになっていて、球磨が、球磨が、すっごいお姉ちゃんでイイ!!

最後はkirusuさんの『ベーカリービッグ7』は、ゆめゆめビッグ7の力を侮るなかれと、改めて深く思い知ることになる一本です。
ちなみに犠牲者は軽空母・龍驤さん。


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とまあ、駆け足での紹介になってしまいましたが、どれもこれもがホントにおもしろいです。
まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。


そんなところで。