なんだろう。テンポが変な感じ。
よくしゃべるなぁ、と唖然としている間に、あれよあれよという間に話が進んでいきました。

さて。


f:id:aobanozomi:20190817184320j:plain:w300,leftそう、夏場の食べ物には注意するべきです。
わたしもついこの間、冷凍庫に入れる前に粗熱を取ろうと放置しておいた大量のごはん*1を一度にダメにしました。
さすがに30℃超の蒸し暑い中、12時間以上も忘れてそのままになっていたものは、食べられません。

いちおう、においは平気だったんですけどね。
シャミ子みたいに特殊な訓練は受けていないから、諦めました。


△▼△


f:id:aobanozomi:20190817184325j:plain:w300,right今回は、シャミ子が初めて桃から一本取った話でしょうか。
まぞく夢魔の力を用いて桃の夢の中に入り込み、記憶をいじくった洗脳してみた感じですね。


結果「ねんがんのもものいきちをてにいれたぞ」となりました。


f:id:aobanozomi:20190817184329j:plain:w300,left洗脳という手段は、雷を落としたり地を割ったりする魔法のようにビジュアル的な派手さはないながら、費用対効果を考えればその効率は群を抜いて優れていると言えましょう。
究極的には、対象を思うがままに操る力なのですから。


とまあ、これだけ言うと、シャミ子が桃を操って生き血を差し出させたかのように聞こえます。


ないよね、シャミ子だし。


はい、ないです。
それどころか、桃の心の奥底に暗く淀んでいた嫌な記憶を、きれいさっぱり洗い流してあげる始末。お人好しにも程がある。


お人好し。
はい、そこは間違いありません。彼女には全く害意はありませんでした。

掃除を終えたあとに悪意から本格的に桃を操ろうと考えたのは事実でも、この時点の彼女はただ純粋に「ここはよくない」との想いから桃を救ってあげた、ただそれだけ。
シャミ子がそんなことをしたとは知らない桃は、夢の中で救われたような気持ちになったとのちに述懐しているほどです。


なぁんだ、悪いことなにもなし。よかったよかった。


── 果たして、そうなのでしょうか?


いまはまだ、シャミ子も桃も、この力がどのようなものなのかよくわかっていない状態です。
それがわかるのは、しばらくあとのこと。


△▼△


f:id:aobanozomi:20190817184333j:plain:w300,rightともあれ、桃の生き血魔力と体力と引き換えに、吉田家に施されていた封印の一部は破られることとなり、ごせんぞが夢の世界から現実世界に干渉できるようになりました。
シャミ子と桃の共同戦線が張られたこともあって、ここからちょっとだけお話の流れがかわっていきます。


うん、これで単行本の1巻分がほぼ終わりなんですよね。
ただ、いくつか省かれていたネタもあって……これは来週に廻されたのかな?
ちょっとおもしろい部分だし、たぶんそうだね。

*1:5合も