きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

ひかりをすくう

 

ひかりをすくう

ひかりをすくう

 

 

静かで、穏やかな、なにも始まらず、なにも終わらない。
そんな、お話。

 

心を病んでしまったために、一線のグラフィックデザイナーから退き、田舎町へ、同棲していた彼と移り住んだ女性の物語です。

 

様々な、ささいなできごと。誰にでも起こりうるような、たわいのないひとコマ。
彼女らや、彼女らを取り巻く人々へ降りかかる、事件とも呼べないような小さな事件。
あるいは解決し、またあるいはなにもできず、風呂敷はたたまれないまま物語は幕を閉じます。

 

でも、それはきっと、ちがう。

 

もっと、ずっと大きな、見えないほど気づけないほどに大きな風呂敷が、この何も終わらない小さな物語を、ずっと包んでいたんだと思う。

 

だから、なにも始まらず、なにも終わってない。
そんな結びのお話。