きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

変態村

 

変態村 [DVD]

変態村 [DVD]

 

  

変態村。
すばらしいタイトルです。

 

ていうか、一人を除いて登場人物全員がガチ変態。

 

や、まさかね、そのまんまだとは思わないですよ。
ふつう、そんなにいっぱい変態さんいないですよ。

 

だって、原題は「キリストの受難」を意味する「Calvaire」ですよ?
キャッチーな邦題にしようとインパクトだけを目的にでたらめのタイトルをつけたんだと思うじゃないですか。
たとえば死霊の盆踊りみたいに。ねえ?

 

いやもう、最初の数分でうげっ

 

30分くらい見たらうわぁ

 

1時間後にははぁ

 

そして見終わったら

 

   ___  
  / || ̄ ̄||   
  |  ||__|| ( ゚д゚ )     
  | ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/  
  |    | ( ./     /

 

オチ、どこ?
クライマックスってあった?
え、ホントにこれで終わり?

 

待ってよ。

 

ないわそれ。

 

さんざん悪趣味な変態ども‥‥というより精神異常者の群れの宴をじっと耐えて見てきたのに。

 

結局、なんだったのよ。
なんで途中で帰るのよ。
なんでいきなり死ぬのよ。
残された後どうなったのよ。

 

なんとも奥深い映画でした。

 

何本もカルト映画を見ていると、たまには*1無駄にした時間の補償を求めて最高裁までも争いたくなるほどのつまらない映画に出会います。
そんな映画でも、そのほとんどは「どこがウケているか」はわかるんです。共感はできなくても伝わってくるんです。

 

それがこの変態村ときたらまったくなし。

 

理由の一端は、メイキングでの監督インタビューで多少は理解できました。
このひと、よく言えば芸術家タイプ、悪く言えば映研のアマチュア監督、です。
うん、見た目からそう。理想を熱く語って芸術論に拘泥して、できたものはと言えば本人以外にはさっぱり意味のわからない空虚な作品。

 

「ええ、表現したいものをぜんぶ詰め込みました」

 

‥‥で、見る方のことは考えた?
そんな感じ。

 

あと、一言言わせていただくと、これR-15じゃなくてR-18にすべきです。

 

いきなり教育にはなはだよくないシーンが待ち構えてますしぃ。

*1:かなりの頻度かも