きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

半分の月がのぼる空〈8〉another side of the moon-last quarter

 

半分の月がのぼる空〈8〉another side of the moon-last quarter (電撃文庫)

半分の月がのぼる空〈8〉another side of the moon-last quarter (電撃文庫)

 

  

さて、真の最終刊です。
「真の」というのは、本編のストーリーは6巻で終わっていまして、7、8巻は時系列的には本編の間や前に挿入される短編集なのです。

 

思えば、1巻の事を書いたのが2006年の7月で。そして最終巻が2009年の9月。
ほぼ、3年かかったわけです。

 

とか言うと最終巻が出るまでそんなにかかったように読めちゃいますね。
奥付によれば8巻の初版刊行日は2006年8月なんですけけどね‥‥。

 

なんでこんなにかかったんだろう。
ま、いいか。

 

ああ、7巻の事を書いたときには「8巻は早めに読もう」とか言ってたのか。
感想もなんかかわいらしいこと言ってるなぁ。
ていうかこういうネットの日記って長く書いてるともろに黒歴史ノートですよね。
いいけどさ。

 

閑話休題。

  • 里香が夢を叶える話
  • 里香に出会う前の裕一が夢について考える話
  • 男達の果てなき純粋で不純な夢の話
  • 裕一出会う前の里香が友達に夢を語る話


収録されている四編に共通しているのは「夢」ではないかと勝手に思っているわけですが、どんなものでしょう。って誰に聞いてんだかわかりませんけれど。

 

どれもね、ホントに夢なんですよ。
それも、手に届きそうなのにどうしても届かないような、あきらめきれずに追い続けたくなるような、そしてそのあとには刹那の救いすら見いだせないかもしれない、夢。

 

夢なんかみない方がいい。みるからこそ苦しむ。
最初から希望がなければ、あきらめて何もしなければ、傷つくこともない。

 

そうかなぁ、って思う。わたしだけじゃなく、里香も裕一も思う。
だからこそ、共感できる部分が多いし、時間はかかったけど最後まで読むことができたんだと思う。

 

だって、希望がないとつらいもん。傷つく方がまだいいもん。
そんな、シリーズだったと思う。

 

あ、例によってかなり恣意的な解釈なので、本作をまだ知らないひとはあまりあてにしないでください。

 

ただ、ぜったいオススメの読んだ方がいいって本ではあると思う。
うん、そこは間違いない。