きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

傷物語

傷物語 (講談社BOX)

傷物語 (講談社BOX)

 

 

大人気テレビアニメにもなった同名の原作『化物語』の主人公にして、吸血鬼もどきの少年『阿良々木暦』のそうなるに至ったお話を綴った続編です。言うまでもなく時系列的には化物語の前のストーリーになりますが、先にこちらから読んでも特に支障はないでしょう。あ、でも、やっぱり刊行順に化物語が先の方がいいのかな。や、アニメ見てればそれでいいか、うん。

 

そんなとこ。

 

で、読み終えて、満足です。
特にわたしのようにアニメから入ったファンだと、暦や羽川さんの台詞がすべて声優さんの声で脳内再生されるようになっているために、次から次へとテンポよく進む漫才会話でいっぱいになります。もう、これだけで楽しい。

 

冒頭に書かれているようにこの作品はバッドエンドです。
誰一人幸せにはならず、誰もが不幸になるお話です。

 

でも、それでも。

 

一人の人間のひとりよがりのわがままな好意と行為に、一縷の望みとハッピーなエンディングを感じてしまうのは、それもわたしが一人の人間だからなのでしょうか。

 

文庫でもないですし、高いですけど、読んでみたらおもしろいと思います。