きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

RAINBOW 二舎六房の七人 第02回 『Fugitive』

さて、バカアニメの次はマジアニメ。
お肉を食べたら野菜も食べないとね。バランスのいい食生活が豊かな人間性をもはぐくむのですよ。



追い詰められ檻に閉じ込められ、極限状態におかれた近い境遇の者たちの集まりだから、と言ってしまえば身も蓋もないのですが、彼らの間には、娑婆における友情や愛情、事によっては家族愛すらも軽く凌駕するほどの、強い強い絆があるのかもしれません。

 

うさぎ──ぴょんぴょん跳びはねる姿が似ていると言うことから脱走を意味する隠語、らしいです。

 

このシーン、てっきり、開いている門を見て衝動的に脱走をしようとしたジョーを、スッポンが身体を張って止めるものだとばかり思ってたんですよ。
だって、脱走したって捕まるに決まってるじゃないですか。捕まったらひどい目に遭うのがわかってるじゃないですか。友達だもん、止めますよ、ふつう。

 

果たして、スッポンはジョーのために身体を張りました。

 

まったく逆。
ジョーの脱走を助けるために、看守の注意を引くために、スッポンのあだ名の由来を見せつけるように自分の腕に思い切り噛みつき、自ら大けがを負うことで、身体を張ったのでした。
それに気づいた同じ房の仲間もまた、懲罰を覚悟しながら大騒ぎをして脱走に協力したのです。

 

どの子*1もみんな強い子です。一人で生きていこうと、それがたとえ犯罪であったとしても、誰かに頼らず自分だけの力で生きていこうとしてきた、とてもとても強い子です。
でも、同時に、戦後すぐのこの時代において、全てのしわ寄せを一身に受けてしまった、弱い子たちです。社会的弱者たちです。

 

ジョーの脱走は、同じ孤児院で育ってきた妹が養子としてもらわれていくことを知ったからです。
すなわち、彼の行く先はたった一つ。簡単に捕まってしまいました。

 

妹はいやらしい独身の中年男に引き取られていく自らの運命を悟った上で、警官に捕らえられた兄を冷たく突き放します。

 

「わたしたち弱い人間は他人に利用されて生きていくしかない」

 

だから自分のことは放って置いて、と。
彼女もまた、とても弱く、そして、強い子でした。
兄を救うために、自らを犠牲にすることをいとわない子でした。

 

 

一人になり、これからのことに恐怖し兄との別れを悲しみ号泣する彼女のシーンは、とても印象的でした。
つづくそのあとの、笑顔も。


ん。今週もよかった。
次回も楽しみにしていましょう。



さて、風がちょっと強くなってきたけど……いけるね。
出かける準備しよっと。

*1:みんな未成年ですからね