「自分の仕事にひとかけらでも誇りがあるなら、待機だ云々言わずに動け!」
「……よし、続け!」
新撰組だけが戦士じゃないんですよねぇ。
誰もが、形は違っても、敵と味方と立場が違ったとしても、守りたいもののために、自らや仲間の誇りのために、命がけで戦っています。
現代日本。誇りがとても安物に扱われる時代と国に生きるわたしからは、それがまぶしく、また、うらやましくも感じたり感じなかったり。
もっとも、その分、日々を平和で命の危険もなく暮らしているわけですから、どちらがいいとも……いまの方がいいのかな、やっぱり。
ま、そうだね。もしいまわたしがこの時代の千鶴のような立場に放り込まれたなら、まず間違いなく泣きわめいて逃げ惑うだけでしょうし。
今日の乙女ゲー展開。
「寝るなら膝を貸してやるぜ」
「え……」
萌え〜〜。