『この親にしてこの子あり』とはよく言ったもので、親がしっかりしているかどうかと子供がまっすぐ育っているかは、密接な関わりがあることは言うまでもありません。


ただ、ここで誤ってはいけないのは、子供の教育に責任があるのが親だけだと思い込むこと。


最近、やたら多いんですよね。
なにか子供が事件を起こせば匿名掲示板で「ぜんぶ親が悪い」の大合唱。
なにか全体として子供を守るために考えなければならないとなると「親が決めればいい」。


親が子供の教育に関して一番の責任と義務があることは議論の余地はありませんが、それは親だけに責任があることイコールではありません。親にもあるし、学校にもあるし、国にもあるし、社会にもある。


教育は国家百年の計とも言います。親だけに押しつけてちゃ世の中よくはなりません。


と、いつものように本題より長い余談を終わらせて、美咲母。
一見するとたよりなく危なっかしいけれど、これでも二人の娘を女手一本で育ててきたんだからそんなわけがない。

……よね? うん。まあ、いいひとではあるよ。間違いないよ!
ちょっと頼りなさそうに見える親は子の自立心をはぐくむのにある程度いいんですよ。実際に頼れないのは困るし、頼りなさ過ぎてなんの相談もできないようだと困るんですけどね。
そういう点でこのお母さんは最高です。娘二人の自立心と経済観念と言ったらもう……。わたしもかなり切り詰めてる方だと思うんだけど、まだまだ甘いですね。


そして、不良少年とネコ!

このシーンはおもしろかったなぁ。ネコがマジ怒りしてる声がよかった。
ああ、実際に顔ひっかかれると、目とかマジ危ないですから気をつけましょうね。


気になる碓氷のヒミツの一部がようやく明かされました。まあ、大金持ちのぼんぼんっぽいのはメイド喫茶に入り浸れるところからわかってたし、本格的には次回以降ですかねえ。ってあれ、来週で終わりかな? も一回あるのかな。