きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

RAINBOW 二舎六房の七人 第12回 『Promise』

昭和32年6月6日。約束の日。
二舎六房の“六”人は、約束の木の下で再会を果たした。


そう、アンチャンはもういない。



彼ら六人は、アンチャンを謀殺しておいて、のうのうと生き延びている石原と佐々木を許せないと思った。復讐を誓う。
節子に復讐の無意味さを諭されても「男のけじめ」だと考えを変えない。


復讐は復讐しか生まない。どこかでその環を断ち切る必要がある。
確かにそうだ。正論だ。自分からみてどんなに悪いやつだとしても、その家族からすればかけがえのない存在かもしれない。それを奪えば新たな復讐心が生まれるのは必然だ。


たしかに、理屈の上ではその通りだ。だが残念ながらこの世界は理屈では動いていない。


そして同時に、人間は感情のみで動いている生き物でもない。


自分を納得させるということは、感情の高ぶりを抑えるために、後付けの理屈を作り出しそれが正しいと思い込もうとする行為に他ならない。


そして、強い人間ほど、これが難しい。


弱い人間ならば『やらなくていい理由』が目の前にあればすぐに飛びつくから。



ナイフをいままさに石原に突き立てようとするマリオの心に、アンチャンの気持ちは、節子の思いは、まだ残っているのだろうか。それとも、激しい怒りが上書きしてしまっただろうか。