きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

RAINBOW 二舎六房の七人 第18回 『Unbreakable』

Unbreakable──壊せないもの。決して損なうことのない絆。



もう俺にかまわないでくれ


少年院時代の仲間とつきあっていることがスターへの階段を上るにはマイナスに働く、と、マネージャーの山内に言い含められたジョーは、スッポンに冷たく言い放つ。


それなのに、なぜ。



なぜ彼らは笑ってそれを受け入れられるのだろう。
どうしてそんな不義理な男を応援しようと思えるのだろう。




何でも力になるから困ったらここに連絡してくれ


どうして、いささかも友情にひびが入ることがないのだろう。


わたしにはわからない。同じ立場に立ったら、友達がちょっと有名になったからって手のひらを返すような態度を取ってきたら、おそらくこっちから喜んで縁を切ってやろうと思う。その後もう会うことはないだろうと思う。


それからさほどの日を経ずして、ジョーは成功への第一歩を掴んだ。



この大きなイベントへの参加は行方知れずになっていた妹の耳にも入ることになり、ジョーの夢は一気に叶う……かに思われたとき。



げに恐ろしきは、弁えた大悪党より、後先考えない小悪党と言うことか。
実力に見合わないプライドばかりが先行すると“それ”に触れたらどうなるかの判断がつかなくなる。5分後には後悔と恐怖から足がすくんで動けなくなるようなことが、平然とやれてしまったりもする。


もちろん、彼らに待っているのは絶対的な破滅のみだ。
ただし、すべては事後に、だ。慰めにもならない。



ジョーから密かにマリオたちへの連絡を託されひた走るのは、子供の足。
助けは間に合うのか、否か。