きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

RAINBOW 二舎六房の七人 第20回 『Vocation』

vocation──天職


前回の大暴れでやくざの組長に気に入られたマリオ・スッポン・キャベツの三人は、男を磨いてみないかと組員に勧誘される。マリオとスッポンは一顧だにせずに一蹴してしまうが、キャベツはその誘いを魅力的だと感じて、侠客の世界に身を投じてしまうのだった。



「お前はなんでやくざになろうと思ったんだ。向いてないんだからとっととやめた方が身のためだぞ」 「俺には腕力しかないから」



「松浦!*1 逃げろ!」



「組長、松浦の始末は自分が」 「 指の一本や二本じゃすまないからな!」

この頃のやくざには、まだロマンもあれば洒落もあった。
福本組の有藤は、大ドジを踏んだキャベツを咎めもせず、リングの世界へ送り込んでくれた。



本当はどういう時代だったのかカタギのわたしには想像するしかないけれど、終盤に流れたこのナレーションを聞いて、真実そういうものだったのかもなとちょっと思ってしまった。まだ産まれてもない時代への郷愁。古き良き時代への知らないが故のあこがれ。そういうものかもしれない。


ともあれ、キャベツは恵まれている。
お金では決して買えないステキな仲間に囲まれているのだから。
気は優しくて力持ちな彼ならば、きっと人気のプロレスラーになれることだろう。


……わたしのように安穏と暮らしている現代人が彼らをうらやむなんて、あるいはとても失礼なのかもしれないけれど。


ああ、隣の芝生はどこまでも青い。

*1:キャベツの本名