きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

屍鬼 第07回 『第弑魑話』

毎回毎回、暴走族風味のやばい漢字を並べてサブタイトルを作ってますよねぇ。
今回は、殺人を意味する「弑」─“し”と、鬼や妖怪を意味する「魑」─“ち”を合わせて、第しち話。




以前に、とある土葬の地方で墓穴を掘り返して調査した結果、決して少なくない数の棺の蓋の内側に、激しくひっかいたような跡が見つかった、などと読んだことがあります。死亡の診断がいい加減すぎた大昔の未熟な医術が引き起こした悲劇だとか。



本当にそうなのでしょうか。すべてが死んでいないひとが誤って死んだことにされて埋められただけなのでしょうか。その中には、真実死んでいたはずのひとが、生きているはずのない状態で目を覚まし、墓から這い出ようとあがいていた場合もあったのではないでしょうか。


どちらにせよ、意識を取り戻したら身動きできない狭い箱の中とは、ぞっとする話です。自分が墓場に埋められているのでは? 状況からそんな想像へと行き着くことは案外容易でしょう。そのときの絶望感はいかばかりか。




今回、よみがえった死者が食事のために人間を襲い、殺し、あるいは“仲間”にしていたことがはっきりしました。
彼らは、太陽光に弱く、頭や心臓をやられるとさすがに死ぬものの、それ以外ではほぼ不死身の不老不死となる化け物……伝承通りの吸血鬼と言える存在でした。


子供特有の無鉄砲さと無邪気さは、彼らを禁忌中の禁忌である墓暴きへと走らせます。
恵が墓の中にいないことを確かめれば、吸血鬼……この地方で言う“起き上がり”の存在を照明できると考えたためです。



こういうのはすごく怖いですね。いやですね。
仮に目的は同じだとしても、当局に許可を得て大人の研究者や役人が墓を掘るのとはまったく違いますよね。いっそ、盗みのための墓荒らしのほうがよっぽど抵抗感は少ないです。


わたしにはぜったいムリだろうなぁ。吸血鬼の存在までは認めても、それをこんな手段で確認したりなんてできないですねぇ。


さてさて、急展開で謎が解明されていきますよ。来週も楽しみだ。



そういえば「呼吸をするようにウソをつく」なんて言葉がありますけど、この、自然な呼吸がないと発音もろくにできなくなる設定がおもしろかった。歌う前に腹式呼吸を学ぶように、話すだけで生命維持には必要のない息の出し入れを意識的に行わなければならなくなる、と。なるほどなぁ。