きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

そらのおとしものフォルテ 第05回 『天界から来たトモダチ』

あら♪ かわいい♪




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もし、もしもだよ。自分が生身の人間なんかじゃなくて、誰かの夢の中で生きる……ううん、動いているだけの憐れな存在だとしたら?


そんなことあるわけないのに、当然そう思う理由なんてあるわけでもないのに、深く考え始めると、フシギととても恐ろしくなって、同時に、たびたび藤子・F・不二雄センセのマンガを引き合いに出して恐縮ですけど、短編SFマンガの『どことなくなんとなく』が思い浮かびました。


とある朝、主人公の天地は目を覚ます。昨日と同じように。そして明日も変わらず同じようにやってくる。
そんな日がずっと続くと思っていた。


だが、地球は重かった。
たった一人の人間に背負えるような軽さではなかった。そんな当たり前のことを、やがて彼はわかってしまう。
自分が“それ”に気づいたとき、この世界は終わりを迎えることを


そう、地球はとっくにほろんでいたのだ。
木も草も空も水も、虫も鳥も動物たちも、そしてもちろん数十億の人間たちも。
地球最後の生き残り“天地”の夢──記憶から生み出された儚い存在にすぎなかったのだ。


涼宮ハルヒの憂鬱』なんかは、これの影響を受けてるんじゃないのかなぁ。知らないけど。
そらおとのこれは、どちらかと言えば『マトリックス』の影響が強そうですけどね。



まあ、ここまで荒唐無稽な夢はともかく、荘子の『胡蝶の夢』などは多少身近に感じられるでしょうか。
蝶になって自由に羽ばたいている夢を見た男が目を覚まして思うわけです。
「本当の自分はもしかしたら蝶が見ている夢の存在なのではないか」みたいな。


って、いまどきこんな事言ってたら病院を紹介されそう……。



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守形は見てしまった。遙か高空に悠然と浮かぶ新大陸・シナプスに眠る大勢の人間たちを。
彼らは夢を見ている。ずっと。目覚めることなく。



そこには、自分が決して目覚めることがないベッドに横たわっていることなど想像もせずに、ただ幸せな笑顔で、思い人の夢を見続ける少女がいた。


不安に駆られた彼はニンフに尋ねずにはいられない。
「ニンフ……一つ聞きたい。俺は現実か?」

「……ああ、あれを見てしまったのね。心配しないで、現実よ。あんたは


うっわ、こわ。
「あんたは」って、なに、この中に現実じゃない存在がいるっての? こわ〜〜〜。


そんなわけで、また来週。



あら♪ かわいい♪