きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

薄桜鬼 〜碧血録〜 第17回 『玉響の夢』

以前に山南から血を求められたときには必死で逃げ出そうとしていた千鶴も、愛する男のためなら自らの身を傷つけることすらいとわない。
新撰組のため、羅刹隊のためには身を差し出せなくても、土方歳三のためならなにものをも恐れない。



なんて身勝手な、エゴの塊の女だろう。
口では新選組のためなら命を張れるようなことを言いながら、結局はこのていたらくだ。


ま、当然だな。


別なんですよねこういうのは。
おそらく千鶴は新選組のために刀をとって戦い果てることも辞さないと思います。うそはついてないはずです。
ただ、若干他の隊士と新選組に対する認識が違っていて、彼女の場合は「新選組のため」ではなく「土方の守ろうとしている新選組のため」に戦えるんだと思います。


そして、一度こうなってしまえば、あとは土方のためになると思えば他の羅刹に血を与えるのも抵抗感は和らぐものかもしれません。
やっぱり最初は大事なんですよ、こわいし。


さて……捕縛された近藤のことをはじめとする積もり積もった心労から、半ば自暴自棄となって戦い大けがを負った土方を戒め改心させたのは、新しい戦友でありこれから長く*1共に戦い続けていくことになる歩兵奉行の大鳥圭介と、以前に彼をかばって死んだ山崎の今わの際の言葉でした。



あなたは頭で俺たちは手足だ。手足の換えは効いても頭はそうはいかない


近藤のいないいま、自分は前戦指揮官としてではなく隊の総司令官だ。簡単に死ぬわけにはいかない。


そう自覚したのは、いいことなのか、そうでないことなのか。
土方はこれから文字通り新選組の終わりまで生き残り戦い続けることになります。


ちなみに大鳥さんは、明治政府で辣腕をふるった優秀な政治家であり技術者です。理系の官僚さんの大先輩みたいなものかな。
戦争においては指揮官気質でひとの扱いはうまかったものの、作戦の計画力は今ひとつだったとかそうでなかったとか。
まあ、かなりの有名人で大物ですねー。


では、また来週。

*1:といっても年月で言えば僅かの間なのですが……