きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

屍鬼 第21回 『第腐汰悼と悲屠話』

どんなに異常に思えることでも、それが続けば日常になる。
自分が殺した死体の前で、談笑しながら食事ができるようにもなる。



それは狂気なのか、麻痺なのか。いずれにしても逃避からの所作なのか。
幸いなことにそれを理解できる環境にわたしはいない。



△▼△


わたしは先週、沙子は悪くないと言った。悪くはないが許せないと言った。
許せないが、同情には値すると言った。



だけど、静信はちがう。悪い。悪い上に許せない。
許せなくて、同情にも値しない。


だって、彼は、人間だから。


いままで何十人もの村人を殺し、ここから逃げ延びたらまたそれ以上の人間を殺し続けることが確実な化け物を匿うことがどういう意味を持つか。さらにどんな悲劇を引き起こすか。それがわからないような子供ではないから。


そう、すべてわかっているはずなのに、なぜ。
それは同情? あるいは救いを与えてもらった感謝?
いずれにしても、母親を自分の身代わりに殺させてまで貫くべき思いなの?


理解したくもない思いだ。
だけど、なぜなのかはどうしても知りたい思いだ。


正志郎はさらに乱心し、人狼の佳枝は死んだ。
屍鬼側に残された戦力はほぼ辰巳一人……さあ、次週で最終回ですね。
さあどうなる。全滅? 逃げ切る? 楽しみに待っていましょう。