きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

シムーン全26話見たぞ

EMOTION the Best Simoun(シムーン) DVD-BOX

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AT-Xで放送されていた『シムーン』が終わりました。

何この完成度。いままで見てきたアニメの中で一番おもしろかったんじゃない?

そう思わざるを得ません。





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それは、生まれる子供たちがすべて女性の“大空陸”と呼ばれるどこか遠い星の物語。

彼女たちは17才になると、自分の意思と責任で性別を選び、大人になる。

その世界の一つ、シムラークルム宮国は、思わしくない隣国との戦争の状況を打破すべく、本来は神聖な儀式にのみ用いられるはずの、神の乗機“シムーン”を戦場に投入する。

それは言い換えれば、未だ性別を選んでいない幼い少女たちを戦場に送り込むことを意味した。

シムーンのパイロット……シムーン・シビュラと呼ばれる巫女は、全員がそういう少女なのだ。





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少女たちは、圧倒的な現実の前には崇高な理想がいかにもろいものかを、否応なしに知らされていく。

世俗の垢にまみれた政治家や、勝利のためなら手段を選ばない軍人たちに翻弄されて、いつしか巫女であり続けようとする気持ちまで薄れてただの兵隊となっていく。



それでも、最後まで決して揺るがなかったものは、仲間たちへの友情と信頼だろう。

ただ一緒にいるだけが友情ではない。離れることも、それを認めることも、二度と会わないことで結ばれる友情もある。彼女たちはそれを知り、わたしもそれを教えてもらった。



ホント、いいですこれ。

きちんと描くべきところを最後まですべて描ききった上で、彼女たちの幸せとはなんだったのか? と視聴者に投げかけてくるのが好きです。





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そういえばこの作品は、百合、とかね。そういう方面で語られることが多いみたい。

でも、それってわたしは枝葉末節だと思うんだ。少女たちの成長の過程で通り過ぎた一つの思い出にすぎないんだと思うんだ。



あくまでも少女が大人になる課程、それが本筋だと思うんだよ。うん。



……あ、もひとつ。

これ、一部にトラウマレベルにドぎつい描写もあるんですよね。

や、いわゆるグロ描写じゃないんです。それなら問題ないんです。わたしゾンビ映画好きですからね。グロの方はけっこー楽なんです。

そうじゃなくて、キレイなほうがよりキツいこともあるんです。思い知らされました。すっごい効きましたよ。ショックでした。



そんなわけで、出たばっかりのDVD-BOXですね。

けっこうお得な価格ですよ。これの宣伝での放送だったんだな、なかなかやるなAT-X

乗せられてやろうじゃないの! てなもんでしたよ。ええ。