さあ、今日もざっくざくいくよー!
まずはフラクタル。新しい情報がてんこ盛りの回でしたよ。
祭司長も『フリュネ』だった!
なんか、バローの野郎の態度がでかいなオイ! と思ってたらさもありなん。
彼女はお飾りの御神輿の長でしかなかったわけです。
ははぁ……つまりなんだ。
フラクタルを再起動するための鍵には使えなかったけど、それっぽいカリスマ性とか? そんなのがあったから広報官として雇おうとか、そんなノリで生き延びたわけでしょうか。だってねえ、他のクローン体はほとんど生まれてすぐに消されてるみたいだもんね。ここまで生き残っただけで奇跡に近い確率のわけかも。
……え?
名前がわからなくなったから公式サイトへ見に行っていま知ったんですけど、祭司長のモーランって、バローの妻?
またか。ていうか、ずっとこういうことしてたのか、あの変態は。
バローはクローンで“娘”を生み出す度に、ずっといかがわしいことをし続けてきたんだな??
うっわ、マジありえねー……むかっぱら立ってきた。
モーランも本心ではロストミレニアムを追い込みたいなどとは思っていないようです。
なにしろ、弱い立場の女性ですからねぇ。ここで彼女を責めるのは酷か。
ネッサは人格・フリュネは肉体
はるかな昔に、神と呼ばれた少女がいた。その人格部分ががネッサで、人格を納める肉の器がフリュネ、ですか?
これはどう解釈するんでしょうね。ゴーストダビング? いやいや……それはないか。
なにかこう、昔に聖人に列するような少女がいて、その彼女を模した性格がネッサ、なのかなぁ。
……ネッサが聖人ってないな、うん。
あ、これやってるのって、バローの変態野郎なんだよね?
てことは、あれじゃないの?
古いアニメにでも出てくる美少女キャラがいてさ、あまりにハマったあげく、仮想と現実の区別がつかなくなっちゃって、ついにはクローン実験なんて非人道的なことをはじめたり、理想の少女を人工知能で作り上げちゃったりして、か〜〜〜!!! とんでもない変態野郎だよ!!!
いやまあ、ここまでぜんぶわたしの妄想なんですけどね。
半分くらいは作中で語られてた事実か。
300年ぶりの祭司長勅令・発令!
やー、ホント人間らしいわ。
都合のいいときだけちやほやもちあげてさ、いざ面倒事が持ち上がると手のひらを返すように邪魔者扱いだよ。
それでも人々を守りたい、とかね。
いろんなヒーローが通ってきた道ですよね。
宇宙人の場合もあるし、ロボットのパイロットの場合もあるし、改造人間もそうか。
あー俺、デーモンになっちゃったよ〜〜〜
でおなじみの、名作映画もそうでしたっけ。
こんな薄汚い人間たちのために俺が命をかける価値があるのか?
そう、思い悩み、それでも戦い続けるわけです。
もっとも、ロストミレニアムは、少なくともスンダはそんなことをあんまり考えてないんでしょうね。
何より自分のため、自分の信じるもののために戦う。
だから、誰に認められなくてもいい。裏切られても、自分の正義に絶望なんかしない。
そういうヒーローなのではないかと。
まだまだ幼いエンリなどはそこまで割り切れていないようですが、ね。
△▼△
ん。おもしろくなってきたじゃないですか。
途中で切っちゃった人は損してると思いますよぉ。
そんなところで。
フリュネを「好きだ」と口に出したことで、ようやく自分の気持ちに整理の付いたクレインが、ここにきていよいよ主人公らしい冒険譚を見せてくれることに期待をこめて★5つ……もとい、来週を待ちましょう。