緋弾のアリア』のようにとてつもなくイタい設定の作品のキモは、なんと言ってもかっこいいアクションシーンだと思うんです。



一難去ってまた一難の息もつかせぬ怒濤の展開。
物理的には不可能じゃないレベルに超難易度の高いトリッキーな殺陣。
絶体絶命のピンチに差す一条の希望の光。
そして、やがて訪れるつかの間の休息。



これらを上手に描いていれば、たいがいのことはだませます。だまされます。


要するに、アリアは、充分に及第点を与えられるおもしろいアニメです。


イタいけどね。


額に残ると言われた小さな傷に一人涙するアリアがいいじゃないですか。
キンジの前ではそんな弱さをおくびにも出さアリアがいいじゃないですか。



そして、なによりくぎみーアニメでいいじゃないですか。



はい。
ぶっちゃけ中身は薄いです。でも好きですおもしろいです。
裏番組の人気がすごい*1せいか、空気過ぎる扱いなのがちょっと不憫なんですよねぇ。


せめてわたしは思い出したようにときどきプッシュしていこうと思い立った次第ですよ。
では、気が向いたらまた来週。

*1:関東では『あの花』です