欧州にやってきてはじめて迎えるクリスマス。久城はヴィクトリカの誕生日もまたクリスマスの日であることを知る。彼は日本では体験出来なかったその華やかなお祭り騒ぎに浮き足立ちながらも、彼女のためにひとり街に出てプレゼントを探し歩くことにした。
そんな中、ふと足を止めた露店で彼の目に留まったのは、ヴィクトリカが母から贈られたという大切なものに、そして、以前に彼女が彼を救うために失ったものに、とてもよく似たペンダントだった。



久城は、その古びた意匠のペンダントをプレゼントに選び、重ねて、ペンダントに込める思いも、似たものを選んでみた。


ヴィクトリカの母がペンダントを目印に何があって助けに来ると彼女に約束したように、彼もまた、このペンダントを持っていればいつだってをキミを助けにいくよ、と。


最近はもう、ね。どんなものにも需要はあるんだなって、だいぶわかってきました。
だけどね、それを好む人がいると知ることと、それのどこがいいのかを理解することは、まるで別。


特にこういう寝取られ孕ませとかもう、理解の範疇に無いです。すべてにおいて不快感が勝ります。



や、そんなレベルじゃないよねこれ。誘拐じゃん。監禁じゃん。そのうえでレイプして子供を産ませて、あげく子供を取り上げて、最後は精神病院に閉じ込めるだと?


うわ、ブロワ侯爵殺してぇ……生きたまま四肢を一本ずつ切り落としながら許しを請わせ絶望の中で息絶えるまでなぶりてえ……。


はっ!!


こういう、需要もあるんですよね。ええ、知ってます。
わたしはキライですけどね!
いや、マジ。自分でやるならともかく、そんなお話に興味はありません。


とりあえず、週刊ヴィクトリカを。



……ああ、表情の動きが全くない。不作だ。
そんなわけで、せめてヴィクトリカのかわいらしい姿をたくさん見せて欲しいと熱望しながら終わります。